レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007年04月13日
- 登録日時
- 2007/05/04 11:51
- 更新日時
- 2007/05/04 11:51
- 管理番号
- 福井県図-20070413
- 質問
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解決
杉原丈夫著『越前若狭の伝説』(S45年)p119「本向寺」の原拠「真雪草紙」、p176「大なまず」の原拠「きまま記」の成立年代を知りたい。
- 回答
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「真雪草紙」松平春嶽 明治16年
「きまま記」→「気儘之記抄」近藤勝英 天保7~14(1736~1743)頃に成立と思われる。
- 回答プロセス
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「真雪草紙」は、『松平春嶽全集』第1巻所収されている。
「きまま記」
『越前若狭の伝説』の巻末「参照文献表」には、「文学・その他」の(近世随筆)に「著作年不詳 *南越民俗に引用」とあり『南越民俗』(H380/N4/1)第二巻第三号「分類索引 福井県伝説集」(大矢真一著)に記載あるが、書誌事項の説明なし。『国書総目録』に「気儘之記抄」(随筆)蓬左文庫とあるが、同一のものかは不明。(蓬左文庫HPでは検索ヒットせず)
越前史料の複製本に「気儘之記抄」発見。金津奉行 水野勝英自筆とあることから、在職の年代(天保7~14年ころ)が、成立年代であると思われる。
- 事前調査事項
- NDC
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- 総記 (0)
- 参考資料
- キーワード
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- 真雪草紙
- きまま記
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 書誌的事項調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000034849