レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010/06/27
- 登録日時
- 2010/10/28 02:03
- 更新日時
- 2010/11/16 14:29
- 管理番号
- 埼熊-2010-046
- 質問
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解決
警察官が「こん棒」をやめてサーベルを持つようになったのはいつ頃か知りたい。
「遠野物語」第11話に「警官がまだ棒を持ちてある時代のことなり」とある。「読売新聞」に1885年(明治15年)からだと出ているように聞いたことがある。
- 回答
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『埼玉県警察史 1』(埼玉県警察本部 1974)
p686 「明治15年12月2日太政官達 第63号をもって「自今巡査ニ帯剣セシムルコトヲ得ヘシ此旨相達候事」と達して全国一せいに帯剣することになった。」とあり。
- 回答プロセス
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『埼玉県警察史 1』(埼玉県警察本部 1974)
p634「明治8年11月12日太政官達第194号「警部、巡査服制并提灯の図式」が定められ、警察官吏の服装が全国的に統一された。」とあり。
p670 巡査の服制。
p676に「剣ハ内務大臣ノ認可ヲ経、警棒ヲ以テ之レニ代ユルコトヲ得」とあるが、p684によると明治7年7月22日の太政官達無号で一等巡査のみの帯剣を認めている。手棒の長さは3尺5寸。p685によると明治10年3月8日内務省達乙第31号をもって特別な場合に限り巡査に帯剣を許可。
p686「このような経過をたどって、明治15年12月2日太政官達第63号をもって、「自今巡査ニ帯剣セシムルコトヲ得ヘシ旨相達候事」と達して全国一せいに帯剣することになった。」とあり。
- 事前調査事項
- NDC
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- 行政 (317 9版)
- 参考資料
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『埼玉県警察史 1』(埼玉県警察本部 1974)
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『埼玉県警察史 1』(埼玉県警察本部 1974)
- キーワード
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- 警察-歴史
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000072981