レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2005/09/15
- 登録日時
- 2006/08/09 02:13
- 更新日時
- 2006/08/09 10:05
- 管理番号
- D2005M1063
- 質問
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解決
図書館の略字として「くにがまえにカタカナのト」という文字が、いつ頃から使用されていたかや、由来などがわからないか。
- 回答
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当館所蔵の文献1を確認したところ、701ページに「秋岡梧郎が創案した〓(くにがまえにト)を図書館を意味する記号として使用することがある。」との記載がありました。
「秋岡梧郎」をキーワードとして文献2を調査したところ、同書に収められている「学生カナ筆記法(抄)」(256ページ)にくにがまえにトの誕生の経緯が記されていました。なお『学生カナ筆記法』は文献3として出版もされています。
1.『図書館情報学ハンドブック』第2版 丸善 1999年 (UL2-G9)
2.『秋岡梧郎著作集 : 図書館理念と実践の軌跡』 日本図書館協会 1988年 (UL11-E10)
3.『学生カナ筆記法』秋岡梧郎著 あきたに書房 1982年(KF47-E4) p.41ページにくにがまえにトの説明があります。 ( )は当館請求記号
- 回答プロセス
- 事前調査事項
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図書館学に関する入門書、エッセイなどの目次。記述なし。
googleにて「くにがまえ 図書館」などのキーワードで検索、略語が使われていることは判るが、由来は不明。
Wikipediaにも記述なし。
レファレンス協同データベースでも、「くにがまえ 図書館 略字」などで検索して、ヒットなし。
- NDC
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- 図書館.図書館情報学 (010 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 図書館用語
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 大学図書館
- 登録番号
- 1000030070