レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年02月21日
- 登録日時
- 2018/05/31 15:00
- 更新日時
- 2019/04/09 15:53
- 管理番号
- 6000001922
- 質問
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解決
昔、高校サッカーの全国大会が西宮で行われていたと聞いた。今は読売新聞主催だが、当時はどこが主催していたのか、どこで行われていたのか、どんな大会だったのか詳細が知りたい。
- 回答
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『高校サッカー90年史』に開催の経緯や大会記録等の詳細な記述がある。
それによると、全国高校サッカー選手権大会は、大阪毎日新聞社の主催で大正7年に始まった「日本フートボール大会」をルーツとする。
西宮で開催されたのは、大正13年度第8回大会から昭和46年度第50回大会までで、甲子園球場・南甲子園運動場・西宮球技場等の施設で開催された。
『毎日新聞七十年』にも第1回大会から第29回大会までの参加校数、優勝校、開催地が記載されているほか、開催の経緯についても記述がある。
『兵庫県教育史』には「蹴球王国兵庫」として、御影師範や神戸一中の活躍について記載がある。
その後、昭和41年から高校総体へ参加することになり、これに伴い諸事情により毎日新聞社が主催を外れ、昭和51年度の第55回大会から、国立競技場を中心とする首都圏大会になった。
当館で所蔵している大阪毎日新聞・毎日新聞でも、西宮で開催された大会の様子を確認することができた。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 『高校サッカー90年史』 全国高等学校体育連盟サッカー専門部/編・著 講談社 2012、P26ーP39
- 『毎日新聞七十年』 毎日新聞社/著 毎日新聞社 1952、P527-P529
- 『兵庫県教育史』 兵庫県教育委員会/編集発行 1963、P452-P453
- キーワード
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- 高校サッカー
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000236634