レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20001213
- 登録日時
- 2005/02/02 02:14
- 更新日時
- 2005/11/14 17:26
- 管理番号
- A2000F6387
- 質問
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解決
夏目漱石の追悼句を読みたい。
- 回答
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雑誌『渋柿』
当館未所蔵。当館では、この雑誌は昭和23年以降の所蔵となっている。
所蔵機関調査では、まず、夏目漱石が没したのは大正5年12月なので典拠にある大正5年6月が違っているのではないかと考え、以下の資料を調べた。
(1)『日本近代文学大事典 第5巻』 日本近代文学館篇 講談社 1977.11 461p <当館請求記号 KG2-36>
p.149の「渋柿」の項を見たところ、「漱石先生追悼号」は大正6年2月に刊行された旨の記載があった。
各館蔵書目録のうち、『県立神奈川近代文学館収蔵新聞・雑誌目録』に、『渋柿』の大正6年3月号は通巻31号であるとの記載があり(同館では大正6年2月号は未所蔵)、大正6年2月号は通巻30号と推察されたので、引き続きこの30号の所蔵機関を調査した。その結果『日本近代文学館所蔵主要雑誌目録』より同館での第30号の所蔵を、またNACSIS-Webcat からは明冶大学の所蔵を見出した。
(2)雑誌『新思潮』
当館で所蔵している(請求記号:Z13-838)。
第2巻第6号(大正6年3月)の109頁まで(本文のみ)が漱石の特集となっている。
新思潮特別号 漱石先生追慕号
表紙 夏目純一
漱石先生の手紙
漱石先生の追憶
漱石先生私議 江口 渙
木曜會の思ひ出 松浦嘉一
夏目先生を偲ぶ 岡 榮一郎
漱石先生と我等 菊地 寛
漱石先生の死及び死後
臨終記 久米正雄
葬儀記 芥川龍之介
其後の山房 松岡 護
- 回答プロセス
- 事前調査事項
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NHK人間講座テキスト(2000年10月-12月)「追悼もまた文学なり」の参考文献に、雑誌『渋柿』大正2年6月、『新思潮』大正6年3月に掲載ありとのこと。
- NDC
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- 小説.物語 (913 9版)
- 参考資料
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- 日本近代文学大事典 第5巻 日本近代文学館篇 講談社 1977.11 461p <KG2-36>
- キーワード
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- 夏目漱石
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 公共図書館
- 登録番号
- 1000014161