レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020年10月12日
- 登録日時
- 2021/03/05 11:31
- 更新日時
- 2021/09/21 09:54
- 管理番号
- 関大総図 20B-5J
- 質問
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解決
チョークボードアート(チョークアート、黒板アート又はサインボードアートといわれるもの)の歴史について。特にオーストラリアで発展してきた看板タイプのチョークアートの歴史について知りたい。
- 回答
-
お探しのタイプのチョークボードアートの歴史に関するまとまった文献を見つけることはできませんでした。
- 回答プロセス
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① 調査対象の概要を知るために、Wikipedia やそこで紹介されている協会等のホームページ、創始者と言われているMonique Cannon のホームページなどを閲覧した。
日本チョークアート協会
http://www.chalkart-jp.org/ 【最終アクセス2021/03/05】
モニークチョークアート協会
https://www.mcai.jp/ 【最終アクセス2021/03/05】
Monique CHALK ART
https://www.moniquechalkart.com/ 【最終アクセス2021/03/05】
②所蔵資料、所蔵の辞書辞典類(百科事典各種、OED-Oxford English Dictionary第二版),CiNii Articles , CiNii Books, Google, 本学契約データベース ProQuest,聞蔵Ⅱなどを調査した。
キーワードとして以下のような言葉を、日本語だけでなく英語で、また、それぞれを組み合わせて検索した。期間は概ね1980年代以降のもの。
「現代アート」「コンテンポラリーアート」「看板」「アート マテリアル」「Chalk Art」「Charlkboard Art」「黒板アート」など
③ 「チョークアート」を検索していると、Street Painting とかPavement Art と言われる道路や歩道といった地面に描かれるものの情報が多くヒット。下記の記事にはその歴史について記載があった。
"Pavement Art and its Raison d'Etre in Contemporary Fine Art By Lori Escalera, BA, Art"
https://ilfas.org/?media_dl=460 【最終アクセス2021/08/26】
④ Wikipedia 「チョークアート」の項目に、“チョークアートの発祥は、イギリスのパブ看板といわれている”という記述があり、「看板」をキーワードに本学所蔵資料を検索。下記資料に、イギリスにおける看板の歴史について記載があった。
『パブの看板:イン・サインに英国史を読む』
パブの看板の歴史はわかるが、ここからオーストラリアに渡り、現在のようなチョークアートに発展した過程がわかる記述はなし。
⑤ Google で、「黒板アート」を検索すると、“日学・黒板アート甲子園”がヒットした。
主催者は日学株式会社(黒板やホワイトボード、また、近年は電子黒板などを扱っている)。
2015年から催されており、2020年はこの事業が文化庁のbeyond2020の事業に認定されている。
http://kokubanart.nichigaku.co.jp/ 【最終アクセス2021/03/05】
- 事前調査事項
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チョークアート協会のホームページ
CiNii Articles
- NDC
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- 素描.描画 (725)
- 参考資料
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- 森護 著. パブの看板 : イン・サインに英国史を読む. 東京 : 河出書房新社, 1993.7. , ISBN 4309222455 (当館請求記号 *233*M6*1, 当館資料番号 205248641)
- キーワード
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- サインアート
- 黒板画
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 所蔵調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 学部生
- 登録番号
- 1000294704