このページではJavaScriptを使用しています。お客様の閲覧環境では、レファレンス協同データベースをご利用になれません。

レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
相模原市立橋本図書館 (2210035)管理番号
(Control number)
相橋-H26-041
事例作成日
(Creation date)
2014年05月14日登録日時
(Registration date)
2014年06月15日 10時11分更新日時
(Last update)
2014年06月15日 11時20分
質問
(Question)
十二天像(水天)に使われている絵具(色をつけたもの)の材料を知りたい。
回答
(Answer)
朱、丹、緑青などが使用されたと思われる。①~③の資料を提供した。
回答プロセス
(Answering process)
質問者へのヒアリングから十二天像というのが仏画であること、上野博物館で展示が催されていたことがわかった。検索エンジンGoogle( https://www.google.co.jp/ 2014/05/20 最終確認)にてキーワードを“十二天像 上野博物館”にして検索した結果、東京国立博物館( http://www.tnm.jp/ 2014/05/20 最終確認)のページがヒットし、奈良の西大寺が所蔵する国宝であることもわかった。

自館OPACにて“サイダイジ”をキーワードに検索し、次の資料を見つけた。
『日本古寺美術全集 6』 伊藤延男/著 集英社 1983 (自館請求記号:702.17/橙/大型)
十二天像写真(白黒)2枚のみで、絵の具の説明もなかった。

調べ物コーナーおよび書庫で7門の美術史に関する702と、国宝に関する709の書架を中心にブラウジングし次の資料を見つけた。
『読書案内国宝を知る本 絵画編』 日外アソシエーツ/編 日外アソシエーツ 2001 (自館請求記号:R721)
p37十二天像 「掛幅12幅 絹本著色、平安時代(9世紀)、昭和27、11国宝指定。保管→西大寺(奈良市)十二天を、鳥獣座に坐し二従者を従えた三尊形式で描く12幅の図像。(中略)本図は現存最古の十二天像であり、密教絵画としても最古の時代に属する(中略)各尊の伸びやかな描線、おおらかな彩色は、平安初期仏画の特徴をよく示している。」とある。
参考文献が載っている。

『国宝大事典 1 絵画』 濱田隆/編 講談社 1985 (自館請求記号:R709)
p64-67 十二天像解説あり、絵具についての記述はない。

①『国宝 1』 毎日新聞社 1984 (自館請求記号:709/橙/大型)
p140 概説仏画・祖師図序説 七 終わりに
「(前略)彩色技法は、白描や墨画の場合は別として、岩絵具を材料とする伝統的な日本画の技法によるものが大部分である。」とある。

『日本美術史事典』 平凡社 1996 (自館請求記号:R702)
p93 絵具-東洋の絵具 岩絵具について説明が載っている。

『日本の国宝 5』 朝日新聞社出版局/編 朝日新聞社 1999 (自館請求記号:709.1)
p263-265 十二天像の項目に解説、図版があるが、顔料に関する記述はない。

②『原色版国宝 5 愛蔵版』 毎日新聞社 1976 (自館請求記号:709)
図版9 十二天像 水天
ただし、「京都国立博物館保管」とあり、西大寺所蔵のものとは別。
p126 解説に顔料・製作過程の説明がある。「彩色は、朱、丹、緑青、群青、黄土、代赭などの精選された顔料を用い(以下略)」とある。
製作年代も平安時代で、西大寺のものと一致し、参考になるかもしれない。

『国宝・重要文化財大全 1』 毎日新聞社第二図書編集部/編 毎日新聞社 1997 (自館請求記号:709.1)
p150 白黒図版が掲載されているが解説の類は無い。

『美術作品レファレンス事典 国宝・重文篇 1』 日外アソシエーツ 2009 (自館請求記号:R709)
p41-42 十二天像
図版が掲載されている資料の案内が載っている。ただし、作品解説が掲載されている資料の案内は記述がない。

『すぐわかる日本の国宝の見かた』 岡本祐美/著 東京美術社 2003 (自館請求記号:709.1)
p12-13 十二天像(帝釈天像)
「(前略)眉は輪郭を描いた後に、墨で彩色しており(以下略)」とある。水天像ではないが参考になるかもしれない。

また、日本画に関する事典、解説書にもあたることとし、再度書架をブラウジングして次の資料を見つけた。

③『図解日本画用語事典』 東京藝術大学大学院文化財保存学日本画研究室/編 東京美術 2007 (請求記号:R721)
p31 絹本「絹地に描かれた書画。(略)彩色が施されたものは、絹本着色という」とある。
p30 絵絹の項目も参考になる。
また、資料全般にわたり、日本画で用いられる顔料(着色料)、技法などの解説が豊富に記述されている。
事前調査事項
(Preliminary research)
備考
十二天像(国宝、西大寺・奈良)上野博物館で展示中。
NDC
芸術政策.文化財  (709)
芸術史.美術史  (702)
日本画  (721)
参考資料
(Reference materials)
キーワード
(Keywords)
十二天像
仏画
顔料
岩絵具
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000154281解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
Twitter

このデータベースについて
国立国会図書館が全国の図書館等と協同で構築している、調べ物のためのデータベースです。詳細

活用法

刊行物・グッズ
新着データ
最近のアクセスランキング
レファ協PickUP!