レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年11月27日
- 登録日時
- 2014/05/09 11:05
- 更新日時
- 2014/07/29 13:02
- 管理番号
- 埼熊-2014-009
- 質問
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解決
源義経が、なぜ鞍馬山に預けられたのか知りたい。
- 回答
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以下の資料に該当する記述があった。
『国史大辞典 13』(吉川弘文館 1992)
p425-426「源義経」の項
「平治の乱に父義朝が敗死し、生後間もない義経は母や兄今若(全成)・乙若(義円)らとともに捕われたが、将来の出家を条件として一命を助けられ、洛北鞍馬寺にあずけられた。」
『世界伝記大事典 日本・朝鮮・中国編 5』(桑原武夫編集 ほるぷ出版 1978)
p128-130「源義経」の項
「11歳のころ、平家のさしずで出家するために鞍馬寺に入って、牛若丸と呼ばれた。」
『源義経(歴史文化ライブラリー 223)』(元木泰雄著 吉川弘文館 2007)
p24「頼朝の同母弟希義は土佐に配流され、常盤が生んだ三人の子供たち、当時七歳だった今若以下、乙若・牛若も出家を条件に命を永らえたのである。」
『源義経 謎と怪奇』(志村有弘編 勉誠出版 2005)
p21「もちろんこの子供たちは将来寺に入って出家し、武士にはならないことが生き続ける条件であった。」とあり、「やはり『義経記』等の伝説の域を出ないが、七歳になった二月の始めに鞍馬寺に入れられる(『尊卑分脈』によると十一歳)、(中略)義経の助命にあたって将来出家して寺に入ることという条件があったと思われる。」
- 回答プロセス
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人物事典等の参考図書、伝記類等を参照した。
- 事前調査事項
- NDC
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- 個人伝記 (289 9版)
- 参考資料
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- 『国史大辞典 13』(吉川弘文館 1992) , ISBN 4-642-00513-7
- 『世界伝記大事典 日本・朝鮮・中国編 5』(桑原武夫編集 ほるぷ出版 1978)
- 『源義経(歴史文化ライブラリー 223)』(元木泰雄著 吉川弘文館 2007) , ISBN 978-4-642-05623-6
- 『源義経 謎と怪奇』(志村有弘編 勉誠出版 2005) , ISBN 4-585-05136-8
- キーワード
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- 源 義経(ミナモト ヨシツネ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000153111