レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020年09月01日
- 登録日時
- 2020/12/23 16:29
- 更新日時
- 2020/12/23 16:29
- 管理番号
- 市川20200901-02
- 質問
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解決
東海道にある53の宿場、もしくは東海道沿いを舞台にした落語の演目を知りたい。
- 回答
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『古典・新作落語事典』(瀧口雅仁/著 丸善出版 2016)p.350の「場所、舞台索引」をみると、東海道の宿場では「藤沢宿」で2題、「鞠子(丸子)宿」「金谷宿」でそれぞれ1題が挙げられている。
また、宿場との記載はないが東海道の地名として「日本橋」「品川」「小田原」「箱根」などの項目もある。
中でも「品川」に関連する演題は多く、「居残り佐平次」「匙加減」「四宿の屁」「品川心中」「品川の豆」「将軍の賽」「ちきり伊勢屋」の7題となっている。
『落語と歩く』(田中敦/著 岩波書店 2017)巻末の「都道府県別落語地名」では、「日本橋」「品川」「神奈川」「川崎」「藤沢」「大井川」「掛川」「原」「三島」「岡崎」「七里の渡し」「大津」の東海道沿いの地名が掲げられており、その地を舞台とした演題が挙がっている。
他にも、『東海道落語の旅』(保田武宏/著 こずえ 1976 千葉県立西部図書館所蔵)には、「日本橋」「芝」「品川」「鈴ケ森」から「膳所」「大津」「逢坂山」「京都」まで、27の街道沿いの要衝地ごとにその地に関する落語が1ケ所につき1~4話、演題と簡単な解説に加え落語の噺自体も記載されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 大衆演芸 (779 8版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000291322