レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021年02月04日
- 登録日時
- 2022/02/06 15:50
- 更新日時
- 2022/02/10 14:37
- 管理番号
- 県立長野-20-144
- 質問
-
解決
木々高太郎(キギ タカタロウ)の小説「笛吹(フエフキ)」が信濃毎日新聞に連載されたようだが、その期間について知りたい。
- 回答
-
「信濃毎日新聞」での連載開始日は昭和15年(1940年)1月22日で、朝刊6面に掲載されている。連載終了は昭和15年(1940年)6月22日。朝刊6面に「[小説]「笛吹(151)」=最終回」とある。
また、連載前に、昭和15年1月20日「信濃毎日新聞」朝刊7面の社告で、
次の小説予告 直木賞作家の第一弾!
と見出しを打ち、本文中に「明後日紙上より連載いたします」としている。
なお、新聞での連載後に刊行された単行本『笛吹』木々高太郎著 世界社 1948【国立国会図書館デジタルコレクション図書館送信参加館公開 最終確認2022.2.6】の後記p.364には「完成したのは昭和十四年頃、一冊の本にするのははじめてである(昭和二十二年八月)」とあった。
- 回答プロセス
-
1 当館契約の「信濃毎日新聞データベース」を、「笛吹」で検索する。
2 当館で所蔵している木々高太郎の著作を確認する。
3 国立国会図書館デジタルコレクションで『笛吹』の単行書を確認する。
- 事前調査事項
-
望月百合子著「山本飼山のこと」『リベルテール』昭和48年10月号に、昭和15、6年頃信濃毎日新聞に掲載との記述がある。
『木々高太郎全集』所収の略年譜では昭和13年に発表されたとある。九州日日新聞では、昭和15年に掲載。
- NDC
-
- 小説.物語 (913 10版)
- 日本文学 (910 10版)
- 日本 (071 10版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 信濃毎日新聞
- 笛吹
- 木々高太郎
- 林髞
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000311850