レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017年1月22日
- 登録日時
- 2017/05/02 15:50
- 更新日時
- 2018/08/16 14:42
- 管理番号
- 相大-H29-003
- 質問
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解決
その“後(ご)”、その“後(あと)”、“間(ま)”、"間(あいだ)”のように同じ漢字、言葉でも読み方が違うことがあるが、どうしてなのかを知りたい。
- 回答
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"間(あいだ)”は、二点に挟まれた範囲、場所、時間または位置をいい、“間(ま)”は物と物、ある事とある事に挟まれた、限られた空間や時間の事をさす。
その“後(ご)”、その“後(あと)”、"その後(のち)”はほぼ同じように使えるが、“のち”の方が改まった言い方である。
- 回答プロセス
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8分類の棚を直接探す。
①『漢字を正しく使い分ける辞典』 中村明/著 集英社 2006 【s23322068 813.5】 p23に、「後、跡、痕の違い」の記載はあるが、回答につながる記載は見つからなかった。
②『ひと目でわかる微妙な日本語使い分け字典』 水野靖夫/著 PHP研究所 2003 【S21249974 B814.5】 p35に①と同様の記載があった。
③『絵でわかる漢字使い分け』 どりむ社/編著 PHP研究所 2010 【s30033583 J81】 回答につながる記載は見つからなかった。
④『ミョ~に気になる日本語の大疑問』 話題の達人倶楽部/編 青春出版社 2005 【s26600197 810.4】 回答につながる記載は見つからなかった。
⑤『ちがいがわかる類語使いわけ辞典』 松井栄一/編 小学館 2008 【s26600197 814.5】 p6に、「"間(あいだ)”は、二点に挟まれた範囲、場所、時間または位置をいい、“間(ま)”は物と物、ある事とある事に挟まれた、限られた空間や時間の事をさす」と記載あり。またp14の「あと・のち・以後・以降・先」の項目内に、
その“後(ご)”、その“後(あと)”、"その後(のち)”はいずれも時間的な意味で、ほぼ同じように使えるが、“のち”の方が改まった言い方であると記載があった。
注:【 】は自館の資料コードと請求記号
- 事前調査事項
- NDC
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- 辞典 (813 9版)
- 語彙 (814)
- 参考資料
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- 『漢字を正しく使い分ける辞典』 集英社 2006
- 『ひと目でわかる微妙な日本語使い分け字典』 PHP研究所 2003
- 『ちがいがわかる類語使いわけ辞典』 松井 栄一/編 小学館 2008
- キーワード
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- 漢字
- 使い分け
- 言葉
- 意味
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- その他
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000215568