レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015年03月11日
- 登録日時
- 2018/11/14 14:56
- 更新日時
- 2018/12/11 15:03
- 管理番号
- 508
- 質問
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解決
数学者クルト・ゲーデルと数学者ハンス・ハーンの1930年代ウィーン大学における関係を知りたい。ハーンはゲーデルの数学教授の一人だったのか。
- 回答
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以下の資料に二人の関わりについての記述が見つかった。
①『ロジカル・ディレンマ ゲーデルの生涯と不完全性定理』(兵庫県立図書館請求記号:289.3/1296)
索引(p.433-434) 「ハーン Hahn,Hans」掲載箇所多数あり
p.43「ゲーデルがハーンに初めて会ったのは、おそらく1925年か1926年のハーンの集合論の授業である。(中略)ハーンはゲーデルの主要な指導者1人と考えなくてはならない。」などの記載あり
②『ゲーデルの世界 その生涯と論理』(289.3/1092)
索引(ⅷ)に「ハーン、ハンス Hahn,Hans」の名前あり
p.75「ウィーン大学の数学教授でゲーデルの師であったハンス・ハーン…(後略)」
p.90「ハンス・ハーンの指導のもとで一九三三年に大学教員資格を取得したあと…(後略)」などの記載あり
③『ゲーデルの世界 完全性定理と不完全性定理』(410.1/30)
人名索引(p.207)「ハーン Hahn,Hans」の名前あり
p.4「3回生になって彼は数学を専攻することを決め数学科に移った。当時の主任教授は、解析学のハーン分割で知られるH.ハーン(1879-1934)であった。」などの記載あり
④『ゲーデルと20世紀の論理学(ロジック) 1』(410.9/15/1)
人名索引(p.224) 「ハーン Hahn,Hans」の名前あり
p.117「(前略)ゲーデルの指導教官であったハーンも…(後略)」との記載あり
【その他調査済み資料】
・『世界数学者人名事典』アレクセイ.I.ボロディーン/A.S.ブガーイ編、大竹出版、1996.11(410.3/49)
・『ゲーデル 新版』竹内外史著、日本評論社、1998.9(410.2/74)
・『ゲーデル未刊哲学論稿』ロドリゲス・コンスエグラ編、好田順治訳、青土社、1997.8(410.1/50)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 数学 (410)
- 個人伝記 (289)
- 参考資料
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①ジョン・W.ドーソンJr 著 , 村上祐子, 塩谷賢 訳 , Dawson, John William , 村上, 祐子, 1968- , 塩谷, 賢. ロジカル・ディレンマ : ゲーデルの生涯と不完全性定理. 新曜社, 2006.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000008398217-00 , ISBN 4788510286 -
②ジョン・L.カスティ, ヴェルナー・デパウリ 著 , 増田珠子 訳 , Casti, J. L , DePauli-Schimanovich, Werner , 増田, 珠子, 1969-. ゲーデルの世界 : その生涯と論理. 青土社, 2003.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000004010045-00 , ISBN 4791760115 -
③広瀬健, 横田一正 著 , 広瀬, 健, 1935-1993 , 横田, 一正, 1949-. ゲーデルの世界 : 完全性定理と不完全性定理. 海鳴社, 1985.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001744216-00 -
④田中一之 編 , 田中, 一之, 1955- , 田中, 一之, 1955-. ゲーデルの20世紀. 東京大学出版会, 2006. (ゲーデルと20世紀の論理学 ; 1)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000008280961-00 , ISBN 413064095X
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①ジョン・W.ドーソンJr 著 , 村上祐子, 塩谷賢 訳 , Dawson, John William , 村上, 祐子, 1968- , 塩谷, 賢. ロジカル・ディレンマ : ゲーデルの生涯と不完全性定理. 新曜社, 2006.
- キーワード
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- クルト・ゲーデル
- ハンス・ハーン
- ウィーン大学
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000245798