レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20151021
- 登録日時
- 2018/12/28 00:30
- 更新日時
- 2019/01/09 08:26
- 管理番号
- 1002478
- 質問
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解決
味噌・醤油が、沖縄に普及した年代を知りたい。
- 回答
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①
『沖縄の民具と生活』(上江洲 均 著、榕樹書林、2005.11)
p289-290 「五 水甕・味噌甕のことなど」の項目で、p290 「味噌作りは女性の仕事であるが、その出来不出来は麹菌の自然培養に大きく左右された。」の記述がある。
②
『沖縄・奄美の衣と食』(平敷 令治∥著 恵原 義盛∥著、明玄書房、1979.11)
p74-79 「二 調味料、嗜好品」の項目で、p74 「王朝時代には味噌・醤油などの醸造業者は首里に集中していて、地方の農民は自家製の味噌を用いた…」の記述がある。
p75 「農家で自家用に醤油をつくる例はなく、農村で日常品として醤油を用いるようになったのは明治以降のことである。」の記述がある。
③
『定本 琉球国由来記』(外間 守善∥編著 波照間 永吉∥編著、角川書店、1997.4)
p61 「73 御料理座」の項目で、「…・味噌・醤油・…」の記述がある。
→ 他の項目にも、味噌・醤油が多く記述されている。『定本 琉球国由来記』が編集された1713年[p561]には、味噌・醤油は存在したことがわかる。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 技術 (5)
- 参考資料
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- 沖縄の民具と生活 上江洲 均/著 琉球弧叢書 榕樹書林 2005.11 , ISBN 4-89805-114-6 (p289-290)
- 沖縄・奄美の衣と食 平敷 令治/著 明玄書房 1979.11 (p74-79)
- 定本 琉球国由来記 外間 守善/編著 角川書店 1997.4 (p61,561)
- キーワード
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- 味噌
- 醤油
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000249479