レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019年04月18日
- 登録日時
- 2019/04/24 16:48
- 更新日時
- 2019/12/25 13:39
- 管理番号
- 広県図2019121
- 質問
-
解決
松浦静山が寛政十一年(一七九九)八月、日光の東照宮参拝の時に持参した刀について知りたい。
- 回答
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このことについては,次の資料に関連記述がありました。
【 】内は当館請求記号
1『日本刀大百科事典 4』福永酔剣/著,雄山閣出版,1993【R756.6/93フ/4】
p.7 灯台切り
「松浦静山が寛政十一年(一七九九)八月、日光の東照宮参拝のとき、小はこれ、大は備後三原正近の作だった654。」
「654」は,参考文献の番号です。該当の参考文献は,次のとおりです。
2『日本刀大百科事典 5』福永酔剣/著,雄山閣出版,1993【R756.6/93フ/5】
p.375-398 参考文献
p.379「654 甲子夜話 松浦静山 幕末」
当館で所蔵する『甲子夜話』に,関連の記述がありました。
3『甲子夜話 [正]5』松浦静山/[著],中村幸彦,中野三敏/校訂,平凡社,1978【914.5/Ma89a/5】
p.291-316 甲子夜話七十八『日光道之記』
p.305「(略)腰刀は燈台切といへる、法印公より相伝せし、正則がうちたるに金にて三星の紋おきたる三所物に、白䱜に黒き柄糸かけ朱漆の鞘にをさむ。刀縧は啄木をつけたり。打刀は三原の正近が鍛たる二尺余なるが反たるを、鞘は同く朱にぬり、太刀作に金具して茶褐糸もて柄まき、刀縧には同色の腕貫の紐をつく。これは法印公の帯たまひし御太刀を摸て造たるなり。」
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 金工芸 (756 9版)
- 参考資料
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福永 酔剣/著 , 福永‖酔剣. 日本刀大百科事典 4. 雄山閣出版, 1993.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I000226229-00 -
福永 酔剣/著 , 福永‖酔剣. 日本刀大百科事典 5. 雄山閣出版, 1993.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I000226230-00 -
松浦 静山/[著] , 中村 幸彦/校訂 , 中野 三敏/校訂 , 松浦‖静山 , 中村‖幸彦 , 中野‖三敏. 甲子夜話 [正]5. 平凡社, 1978. (東洋文庫 ; 338)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I000097971-00 , ISBN 4582803385
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福永 酔剣/著 , 福永‖酔剣. 日本刀大百科事典 4. 雄山閣出版, 1993.
- キーワード
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- 松浦静山
- 東照宮
- 灯台切
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000255320