レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019/02/14
- 登録日時
- 2020/03/18 00:30
- 更新日時
- 2020/03/18 10:33
- 管理番号
- 参調 19-0045
- 質問
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解決
戦後(1950年代)、具体的には朝鮮戦争前後の横浜、神戸など一日あたりの荷揚げ量や船の停泊数、当時の港湾労働者の様子などについて記述された本を探している。
- 回答
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【荷揚げ量や停泊数について】
国土交通省統計表検索(http://www.mlit.go.jp/k-toukei/syousaikensaku.html)で、「港湾調査 年報」を選択すると、明治39年以降が検索可能。
「日本国港湾統計 昭和25年」(運輸省港湾局編集)の目次を見ると、1年あたりの「入港船舶表」(隻数)、「海上出入り貨物表」(輸移出入量)が確認。
また、回答資料6『日本港湾史』(日本港湾協会1978)p.495~「第3編 主要港湾の修築概要」では昭和30年の入出港船舶隻数、総トン数が掲載。
【当時の港湾労働者の様子について】
回答資料1『北海道の港湾荷役労働』(北海道立総合経済研究所1963)には、小樽・室蘭・釧路港の港湾労働のうつりかわりについて、座談会記録が記載(北方資料/館内閲覧資料)。
回答資料2『海峡の女たち』林えいだい〔著〕(葦書房 1983)には、関門港で働く女沖仲仕(港湾荷役)について記述されている。
その他、港湾労働者については、社史などに掲載あり。
回答資料3『本間創業百年史』(本間船舶作業 1984)p.345~369には、第二編戦中編 第三章戦時下の港湾労働、p.515~526には、第三編 戦後編 第七節港湾労働条件の実態が記述されている。
回答資料4『日本港運協会三十五年の歩み』(日本港運協会 1983)「写真が語る港運三五年小史」Ⅱ港湾関係p.12~15の「1.戦後復興期(昭和20年~30年)」では、労働者が写った写真が掲載されている。
回答資料5『横浜港湾運送事業五十年史』(横浜回漕協会 1999)p.21~23には、「朝鮮戦争特需と横浜港の再生」、p.31~35には、「第4節 港湾労働運動の幕開け」、p.103~132には、「第5節 港湾労働運動の台頭」が掲載されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 海運 (683 7版)
- 参考資料
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- 1 北海道の港湾荷役労働 北海道立総合経済研究所 北海道立総合経済研究所 1963 H683.94/HO (北方資料)
- 2 海峡の女たち 林/えいだい著 葦書房 1983.5 683.94/KA
- 3 本間創業百年史 本間船舶作業 1984.3 683.94/HO
- 4 日本港運協会三十五年の歩み 日本港運協会 1983.8 683.9/NI
- 5 横浜港湾運送事業五十年史 横浜回漕協会 1999.10 683.94/Y
- 6 日本港湾史 日本港湾協会 1978 683.9/NI
- 1 港湾労働 北海道立総合経済研究所 1964 683.94/HO
- 2 港湾経済文献事典 松橋幸一編著 丘書房 1989.10 683.9/KO
- 3 日本港湾運送事業史 日本港運協会 1967 683.9/NI ほか
- キーワード
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- 港湾
- 入港船舶
- 荷役
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事項調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000275975