レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016/12/15
- 登録日時
- 2016/12/17 00:30
- 更新日時
- 2017/01/04 15:41
- 管理番号
- 1000000884
- 質問
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解決
粟国島に養蚕と真綿製造が伝わった年を知りたい。
- 回答
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以下の資料を提供した。
①
『球陽 読み下し編』(球陽研究会 編、角川書店、1978)
p243 「665 三年」の記述がある。
p244 「671 翁能哲、往きて糸綿及び楮紙を製造するの法を久米・粟国・渡名喜等の島に教ふ。…翌年に至り、亦粟国・渡名喜二島に到り、巡りて地の宜しきを相し、遍く桑を植え蚕を養ひ、以て糸綿を作るの法を教ふ。…粟国・渡名喜島、蚕を養ひて綿を作るは、此れよりして始まる。」の記述がある。
※ 尚益4年 → 1713年
②
『沖縄県立博物館総合調査報告書 Ⅱ』(沖縄県立博物館 編・刊、1981.3)
p1-10 「渡名喜村略史 名嘉正八郎」の論文で、p5 「1713年…翌年に至り、亦粟国、渡名喜二島に到り、巡りて地の宜しきを相し、遍く桑を植え蚕を養ひ、以て糸綿を作るの法を教ふ…」とあり、このころから渡名喜島は真綿をつくるようになったようである。」の記述がある。
p11-15 「渡名喜島と真綿 渡名喜明」の論文で、p11 「文献によれば、渡名喜島における養蚕の始まりは、今から約270年前西暦1713年のことである。『球陽』(巻9尚益王3年)…」の記述がある。
③
『沖縄県歴史の道調査報告書 (9)』(沖縄県教育庁文化課 編、沖縄県教育委員会、1992.3)
p36 「たとえば、『球陽』によれば、一七一三年「…翌年に至り、亦粟国・渡名喜二島に到り…」とか…」の記述がある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 蚕糸業史.事情 (632 8版)
- 参考資料
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- 1 球陽 読み下し編 球陽研究会∥編 角川書店 1978 K201/KY9 p243-244
- 2 沖縄県立博物館総合調査報告書 Ⅱ -渡名喜島- 沖縄県立博物館∥編 沖縄県立博物館 1981.3 K06/O52/2 p1-15
- 3 沖縄県歴史の道調査報告書 (9) 沖縄県教育庁文化課∥編 沖縄県教育委員会 1992.3 K68/O52/9 p36
- キーワード
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- 養蚕
- 真綿
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000203437