レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20201201
- 登録日時
- 2021/03/20 00:30
- 更新日時
- 2021/03/24 16:05
- 管理番号
- 400000174
- 質問
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解決
茨木市の農業について知りたい。
- 回答
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農業は当時の土地政策や租税制度と密接に関係するため、問い合わせ内容により、これ以外の部分を提供する必要がある。
ここでは農業の実態と技術に限定して回答する。
『新修茨木市史 第1巻 通史1』(茨木市史編さん委員会/編 茨木市 2012)
P241「歴史編 第一章 茨木のあけぼの 第四節 縄文から弥生へ 縄文時代の農耕」から農業に関する記述が始まり、縄文時代の農耕から弥生時代に移り変わる過程が記載されている。
P246「第二章 弥生時代の茨木市域 第一節 弥生農村の誕生」から「第二節 農具と工具の発達」で弥生時代のはじまりから農業の変遷、農具、工具について記載されている。
『新修茨木市史 第2巻 通史2』(茨木市史編さん委員会/編 茨木市 2016)
P230-325 「第二章 地域社会の発展 第二節 農業と農産物の加工・流通」に、戦国期から近世初期における新田の開発から農業技術の進化、農産物の生産、流通、加工などが詳細の記載されている。
P326-362 「第三節 多彩な生業・変わる生き方」の項には、上記時代の農業経営と農業労働の多様化について記載されている。寒天製造の始まりや線香についての記述もある。
『新修茨木市史 第3巻 通史3』(茨木市史編さん委員会/編 茨木市 2016)
P93 「第一章 明治維新と茨木 第三節 明治前期の農林業 2 村々の物産」に自給作物と商品作物について記述がある。また山間部の物産も特徴的なものとして別に取り上げられている。
さらにP97 「3 特産品への取り組み」としてケシ、寒天、酒造米、三島ウドなどについて記載されている。
P486 「第三章 第三節 明治後期・大正期の農林業」に、三島郡農家の特徴、産業組組合、害虫駆除といった内容について記述がある。
P498 物産として、勧業博覧会に出品した農産物について記載されている。
P510 産米改良について記述があり、さらに農村の社会経済についても記載されている。
P744「第四章 アジア太平洋戦争と茨木 第三節 経済更生運動の展開と農林業」には、特産品の奨励や戦時体制下の農林業等についての記述がある。
P900「第五章 第三節 戦後の農業・商工業・交通」には敗戦後の食糧問題や農地改革、農業近代化、特産品等について記述がある。
『新修茨木市史 第10巻 別編 民俗』(茨木市史編さん委員会/編 茨木市 2005)
茨木市の地域ごとに生業や民俗などについて書かれた資料。
1889年の町村制施行による村を基本として地域割をしている。
農業に関しては地域のうち、P47-48三島、P88安威、P97-102福井、P176-183宮島、P196-200豊川、P243-245春日、P283-286三宅、P318-321玉櫛、P385見山、P442-447清渓について記述がある。
P575-576「第六章 近代の道路と村々 第三節 村々の物産と出荷先」には、農産物の出荷先が書かれている。(一覧表あり)
『茨木市史』(茨木市史編さん委員会/編 茨木市 1969)
戦後から昭和にかけての、茨木市の農業についての記述がある。
P589-593 戦後の農地改革にともなう茨木市の農地解放運動について。
P594-597 神崎川と安威川の灌漑事業について。
P597-602 農業の兼業化と近代化。
P598 昭和40年度の産業別人口/昭和35年度と43年度の専業・兼業別農家戸数表あり。
『茨木市統計書 令和元年版(2019年版)』(茨木市総務部総務課 2020)
茨木市の農林業についての平成30年度までの統計が掲載されている。
P81-84 農林業
P82 農林業の概況。農家数・経営耕地面積の推移(昭和35年?平成27年)
P83 農家数及び経営耕地面積(平成7年?27年)/専業兼業別販売農家数(平成7年?27年)/主要農作物別の経営体数及び作付、栽培面積(平成22年、27年)
P84 農地転用状況(平成26年?30年)/農地転用の推移(平成26年?30年)/民有林種別森林資源面積(平成26年?30年)
『2015年農林業センサス結果概要 農林業経営体調査 大阪府報告書(平成27年2月1日調査)』(大阪府総務部総務課 2016)
5年に一度実施される農林水産省所管の基幹統計調査のうち、大阪府の結果概要をまとめた資料。
調査内容について大阪府下全市町村のデータが掲載されており、茨木市については項目ごとにすべて見ていく必要がある。
『わたしたちの茨木』(茨木市教育研究会小学校社会科部会/編 茨木市教育委員会 2015)
小学生向けの本。平易で写真や図版が豊富。
P52-57 見山の郷見学。
P58 茨木市の朝市と、特産農産物のマップあり。
P59 郡山のみかん、千提寺の三島うど、見山のぶどう、南安威の花、大岩の芋など特産物の写真あり。
『郷土茨木』(茨木市教育研究所/編 茨木市教育委員会 1995)
P72 農業について。都市化のなかでの農耕地と農家数の減少など。
昭和40年~平成5年の経営耕地面積と、専業・兼業農家数の表あり。
P73 平成2年~5年の主要農産物生産量表あり。大阪中央卸売市場が茨木市に移転したことにより、都市近郊型の農業を発展させてきた経緯。
『茨木商工会議所創立50周年記念誌 50年史編』(茨木商工会議所/編 茨木商工会議所 1998)
茨木の諸産業を写真で紹介。昭和~平成初期のカラー写真を27枚掲載している。
P60-61 茨木市の農業を写真で紹介。稲作、三島うど、芋、栗、山間地域の整備。
『第5次茨木市総合計画 第5期実施計画・第6期実施計画』(茨木市企画財政部政策企画課 2020)
茨木市の第6期実施計画のなかで、産業振興事業が掲載されている。
P41 「新規農業者養成事業」「学校給食地場産作物供給事業」
P42 「新しい農業施策構築に向けた調査等」「農村総合整備事業」
『広報いばらき 昭和52~58年 1977-1983』(茨木市市長公室広報公聴課 1983)
昭和57年1月号(8) 茨木の歴史-その29- 近代の茨木「なくなる農村風景」
昭和57年3月号(11) 活力ある商工業と農林業に
『茨木の歴史と文化遺産 第2版』(茨木市教育委員会/編 茨木市 1990)
P52-53 江戸時代における地域の農産業について。
稲作のほか、たばこ・酒米・線香・菜種・綿・野菜・寒天などの商業的農業も行われていた。
P62-65 茨木村における明治初期の産業。
明治初期に作られた農産物(酒造米・うど・けし・野菜など)。
P66 以下写真資料 新屋神社のケシ栽培、旧桑原紡績所(現東洋紡)
『茨木市の七〇年』(樹林舎 2018)
特産農作物や、大工場、商店街などの写真を多く収録。
P198 ウド小屋でのウド栽培(昭和60年)
P205 下音羽の炭焼き(昭和49年)/下音羽の寒天作り(昭和53年)
『Primavera(プリマベーラ)』(茨木市農業協同組合)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 農業 (610 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 農業・園芸・畜産
- 歴史
- 特産品
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000295515