レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014/01/17
- 登録日時
- 2014/02/06 00:30
- 更新日時
- 2014/02/07 17:56
- 管理番号
- 6000014444
- 質問
-
解決
ネオペンチルアルコールの性質についてわかる本はあるか。化学物質で、イーストマン・ケミカル社で取り扱っていたと記憶している。
- 回答
-
『化学大辞典』『有機化合物辞典』等にネオペンチルアルコールについての記載があり。取扱企業については確認できず。
- 回答プロセス
-
化学工学(570)の棚、化学(430)の棚を探す。
『新化学インデックス 2014年版』(化学工業日報社)p493「化学名 ね」の項にはネオペンチルアルコールはなし。名前の似ているネオペンチルグリコールについては三菱ガス化学製造、イーストマン・ケミカル・ジャパンおよびBASFジャパン輸入との記載のほか、化審法化学物質番号、ケミカルアブストラクツサービス登録番号、TSCA記載の有無、輸出(入)統計品目等があり。
各化学商品の化審法化学物質番号、輸出(入)統計品目、荷姿、性状、製法等の記載がある『2011年版 15911の化学商品』(化学工業日報社)を調べ、さらに『化学辞典 第2版』(森北出版)を確認するが、いずれもネオペンチルアルコールの項はなし。
『化学大辞典』6(共立出版)p848にネオペンチルアルコールの項があり。別名2,2-ジメチル-1-プロパノールまたはtert-ブチルカルビノールとも。性質として沸点・融点のほか、種々の置換反応によりネオペンチル転位を起こすとあり。ネオペンチル転位についての同頁の項目では、ネオペンチルアルコールのスルホン酸エステルの加水分解の際などに起こるとの記載があり。上記資料を別名で再度調べるが、やはり記載はなし。
『化学大辞典』(東京化学同人)p1714にもネオペンチルアルコールの項があり。こちらでは2つめの別名についてt-ブチルカルビノールとしている。無色の結晶、アルキル基による立体障害のため水酸基をハロゲンに置換することは困難などの記載があり。
『有機化合物辞典』(講談社)p457には、2,2-ジメチル-1-プロパノールについて、ペパーミント様のにおいを持つ昇華性の結晶との記載があり。
『有機化学ハンドブック』(技報堂)p126にはネオペンチルアルコールの転位についての反応式等があり。
- 事前調査事項
- NDC
-
- 化学 (430 9版)
- 参考資料
-
- 『化学大辞典 6』化学大辞典編集委員会/編 共立出版
- 『有機化合物辞典』 有機合成化学協会/編 講談社
- 『化学大辞典』 大木 道則/[ほか]編集 東京化学同人
- 『有機化学ハンドブック』 有機合成化学協会/編 技報堂出版
- キーワード
-
- ネオペンチルアルコール(ネオペンチルアルコール)
- ネオペンチル転位(ネオペンチル転位)
- 有機化学(ユウキカガク)
- 化学物質(カガクブッシツ)
- 化学(カガク)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000148900