レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021年06月03日
- 登録日時
- 2021/06/19 12:54
- 更新日時
- 2021/06/22 16:59
- 管理番号
- 県立長野-21-041
- 質問
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解決
信濃実業新聞社に千葉県松戸の自由民権家大川吉衛(6代目吉右衛門)が奉職していた記事はあるか。明治25年3月以前と思われる。
- 回答
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当館所蔵の「信濃実業新聞(マイクロフィルム)」の明治24年9月1日から同年10月31日までを確認したところ、9月5日第3面左下に
拙者儀今回當新聞社に入り編輯に従事仕り候此段辱知諸彦に謹告仕候且又當県下漫遊中ハ諸君の厚
遇と辱ふし感謝の至に堪えず謹ゝ御礼仕候 飯襄衣架生 大川櫻香
とあった。
その後、「大川櫻香」名や「櫻香生」名の記事などが散見される。「飯襄衣架生」名「飯襄生」「衣架生」名のものもあったが、同一人物か別人かは判断できない。
また、同年10月15日2面と翌16日2面に2回に渡って、「信濃実業新聞 青年論第一 大川吉衛稿」が連載されているので、おそらく櫻香は大川吉衛の筆名と思われる。
- 回答プロセス
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1 「信濃実業新聞(マイクロフィルム)」を調査する。所蔵のものは東京大学明治新聞雑誌文庫の長野県関係分のマイクロフィルムになる。指定の明治24年9月1日から同年10月31日までを目視で確認する。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本 (071 10版)
- 参考資料
- キーワード
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- 信濃実業新聞
- 大川吉衛
- 大川吉右衛門
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000300480