レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015年10月22日
- 登録日時
- 2015/10/30 09:23
- 更新日時
- 2015/10/31 18:22
- 管理番号
- 宮城県白石高-2015-30
- 質問
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解決
真田幸村のお墓が白石にあると聞いた。どこにあるのか。
- 回答
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市内の月心院という寺にあります。ただし今は廃寺となり,その場所は地元市民の共同墓地となっているようです。
- 回答プロセス
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調査資料1のp92-93に「月心院」の項があり,以下の記述があります。
「(前略)月心院は真田幸村の法名からとったもので,片倉重長時代の
慶安元年(一六四八・江戸前期)三月に,傑山寺第五世乾岫和尚が
開山した臨済宗の寺である。二代目重長の後室阿梅が,亡き真田幸村
父母の菩提を弔うために位牌を安置してあったという。」
調査資料2のp2には「月心院」の項があり,以下の記述があります。
「片倉小十郎重長は,真田幸村夫妻の菩提を弔うために,白石市大平森合に
月心院を建立した。『刈田郡史』によると,幸村の法号は,「月心院単翁宗伝大居士」
と記されている。明治時代の初期,片倉家臣の多くが北海道開拓のために移住した
ことなどが主な原因で,この寺は廃寺になってしまったが,現在も地域の墓地として
役割を果たしている。墓地の傍らには,月心院のいわれを記した記念碑が建てられ,
昔を偲ぶことができる。」
- 事前調査事項
- NDC
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- 東北地方 (212 9版)
- 参考資料
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- 調査資料1 しろいし史跡めぐり 佐藤忠 2011
- 調査資料2 白石市に存在する真田幸村の遺跡 後藤昭信 2007
- キーワード
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- 月心院
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 高校生
- 登録番号
- 1000183062