レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年9月11日
- 登録日時
- 2014/03/27 00:30
- 更新日時
- 2014/04/20 18:51
- 管理番号
- 日常レファ 20120911
- 質問
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解決
『いのちの食べ方』(森達也著.イーストプレス)以外にも屠殺や屠場に関する本はありますか?
- 回答
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個人研究に取り組む高校1年生から質問。だったので以下を回答した。
・『牛を屠る』(佐川光彦 解放出版社)
著者である佐川さん自信が、屠場で長年働いた経験を書いたもので、牛や豚を解体する技術や、職場で働く人々の思いにもふれている。
・『豚のPちゃんと32人の小学生』(黒田恭史著 ミネルヴァ書房)
屠場ではないが、小学校にやってきた一匹の豚から命を食べることについて考える本。
・漫画『銀の匙』シリーズ(荒川弘 小学館)
漫画だが、北海道の農業高校を舞台に動物を食べることが若者の眼を通じて伝わる。
- 回答プロセス
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高校1年生になると、1年間をかけてテーマを決め、 個人研究に取り組みます。
このため、生徒たちはさまざまなレファンスで図書館に来ますが、高校1年生の女子の一人は、「屠場から命を食べることを考える」 ということをテーマにしました。
Aさん「この『いのちの食べ方』(森達也著.イーストプレス)以外にも屠殺や屠場に関する本はありますか?」
司書 「ありますよ!たとえば、『牛を屠る』。この本は、著者である佐川さん自信が、屠場で長年働いた経験を書いたもので、牛や豚を解体する技術や、職場で働く人々の思いにもふれています。」
Aさん「そうですか、題名からだとわかりませんでした。屠(ほふ)るという言葉もなじみがないですし・・・」
司書「『豚のPちゃんと32人の小学生』は屠場ではないですが、小学校にやってきた一匹の豚から命を食べることについて考える本です。この他、実際に屠場のようすが写真集になったものも、公共図書館にあるので、必要があれば団体貸し出しでかりておきますよ」
Aさん「ありがとうございます。きっと見るには勇気がいると思うのですが、お願いします」
司書「あと、『銀の匙』は漫画ですが、北海道の農業高校を舞台に動物を食べることが若者の眼を通じてすごく伝わってきます。」
- 事前調査事項
- NDC
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- 畜産製造.畜産物 (648)
- 参考資料
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佐川光晴 著. 牛を屠る. 解放出版社, 2009. (シリーズ向う岸からの世界史)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000010509434-00 , ISBN 9784759267242 -
黒田恭史 著. 豚のPちゃんと32人の小学生 : 命の授業900日. ミネルヴァ書房, 2003.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000007430366-00 , ISBN 4623038335 - 『銀の匙』シリーズ(荒川弘 小学館)
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佐川光晴 著. 牛を屠る. 解放出版社, 2009. (シリーズ向う岸からの世界史)
- キーワード
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- 屠殺
- 屠場
- ブックトーク
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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東京学芸大学「先生のための授業に役立つ学校図書館図書館データベース」>学校図書館の日常>レファレンス 20120911
いのちを食べる
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 高校生
- 登録番号
- 1000151450