レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014/07/13
- 登録日時
- 2015/03/18 00:30
- 更新日時
- 2015/11/28 14:33
- 管理番号
- 0000001170
- 質問
-
解決
(1)加賀藩政期における刑罰について
刑罰の種類ーこういう罪を犯したら、このような刑罰があったという、基本的な参考文献を知りたい。
(2)五箇山について
大槻朝元が配流されましたが、江戸期に現石川県を含めて配流・遠島などの場所を示す資料を知りたい。また五箇山についての論文(配流された人数・加賀藩とのつながり・罪人の移動など)を紹介してほしい。
- 回答
-
(1)加賀藩政期における刑罰について
①『石川県史 第3編』p47~73にまとめられています。
※インターネットでもご覧いただけます。
(https://trc-adeac.trc.co.jp/WJ11D0/IndexLvl/1700105100/1700105100100030?mid=m3010003 確認日:2014-07-13)
②また資料集としては以下のものがあります。
(武士の刑罰)
・『旧条記』(日置 謙校訂 石川県図書館協会 1970)※内容は宝暦末頃までです。
(百姓・町人の刑罰)
・服藤弘司「公事場御刑法之品々 : 加賀藩法制資料-2-」(『金沢法学』12(1・2), 278-304, 1966) ※当館所蔵ありません。「公事場御刑法之品々」高畠厚定編 手写 文化元年(1804) 17丁(金沢市立玉川図書館近世史料館所蔵加越能文庫)を翻刻したものです。
・『寛政度御刑法帳』 1~3 ※手写本のコピーを製本したもの(3冊)です。翻刻本はありません。
③簡単に解説したものに、以下がありますが、刑の種類が羅列されていていて、対応する罪については記載はありません。
・「公事場に関するノート1」真山武志(『石川郷土史学会々誌』28号 1995-12)
(2)加賀藩の流刑地について
『石川県史 第3編』p64に越中五箇山・能登島・鹿島郡津向があげられています。
※インターネットでもご覧いただけます。
(https://trc-adeac.trc.co.jp/WJ11E0/WJJS06U/1700105100/1700105100100030?hid=ht010091 確認日:2014-07-13)
(3)五箇山についての論文(配流された人数・加賀藩とのつながり・罪人の移動など)について
『越中五箇山平村史 上巻』p563~623「五ケ山の流刑」という節がまとまった内容になっています。
p605~623には「流刑人名簿」が掲載されています。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
-
加賀藩の刑罰については、県関係の講座で6つだけだというのが記憶に残っている。
- NDC
-
- 法律 (32 9版)
- 参考資料
-
- 1 石川県史 第3編 石川県∥編 石川県図書館協会 1974 K209/24/3
-
2 旧条記 日置 謙∥校訂 石川県図書館協会 1970.5 K080/10/6 -
3 寛政度御刑法帳 1 K326/13/1 -
4 寛政度御刑法帳 2 K326/13/2 -
5 寛政度御刑法帳 3 K326/13/3 -
6 公事場に関するノート1 真山武志 石川郷土史学会 1995 『石川郷土史学会々誌』28号 -
7 越中五箇山平村史 上巻 平村 1985.5 214.2/101/1
- キーワード
-
- 加賀藩
- 刑罰
- 五箇山
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000169263