レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007/03/01
- 登録日時
- 2007/12/06 02:25
- 更新日時
- 2008/11/02 13:11
- 管理番号
- 10-3A-200703-01
- 質問
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解決
阿倍野区にある安倍晴明神社と安倍晴明との関係について
- 回答
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阿倍野元町5丁目、阿倍王子神社北側に、飛地境内として安倍晴明神社があります。
『大阪史蹟事典』(p15~16)に晴明の紹介とあわせて記載されているように、この神社は、平安中期、陰陽家として五代の天皇に仕え活躍した安倍晴明をまつるものです。
生年にも諸説があり(921年、944年など)、様々な伝説と謎にいろどられた晴明ですが、『あべの今昔物語』(p33~36)によると、その生誕地は阿倍野元町とされ、没後、一条天皇が生誕地に安倍晴明社の造営を命じた、と伝えられています。
境内には安倍晴明誕生地石碑、晴明の産湯を汲んだといわれる「産湯井」、晴明の母親が霊力を持つ白狐であったという「葛の葉伝説」に由来する「葛之葉霊狐飛来像」などがあります。
『あべの発見!』(p39,p49~50)には、これらの碑や石像がカラー写真で紹介されています。
なお、安倍晴明神社に伝わる古文書等については、『大阪安倍晴明神社関係資料集』が参考になります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 神社.神職 (175 9版)
- 参考資料
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『大阪史蹟事典』(三好貞司編 清文堂出版 1986年 当館書誌ID:0000214926 p15~16)
『あべの今昔物語』( 猿田 博著 阿倍野今昔物語編集委員会 1995年 当館書誌ID:0000485817 p33~36)
『あべの発見!』 (阿倍野区役所 2005年 当館書誌ID 0011145136 p39,p49~50)
『大阪安倍晴明神社関係資料集』( 長谷川靖高編 阿倍王子神社 2005年 当館書誌ID:0011291273)
『移りゆく阿倍野第2版』(石田 稔 2002年 当館書誌ID:0010327733 p22~29)
『私たちの阿倍野』 (難波りんご 新風書房 2000年 当館書誌ID:0000820202 p12~13 )
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『大阪史蹟事典』(三好貞司編 清文堂出版 1986年 当館書誌ID:0000214926 p15~16)
- キーワード
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- 安倍晴明神社
- 安倍晴明
- 大阪府大阪市阿倍野区
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000040088