レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007年10月04日
- 登録日時
- 2008/02/27 14:21
- 更新日時
- 2008/02/27 14:25
- 提供館
- 岐阜県図書館 (2110001)
- 管理番号
- 岐県図-0916
- 質問
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解決
舟橋聖一の小説「白い魔魚」のモデルが、著者を訴えた事件に関する資料・判例はないか。
- 回答
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板橋和朗「女心が川風に揺れて -舟橋聖一「白い魔魚」をめぐって-」(『美濃文学』75(2006.6)-76(2007.1))にあらすじと裁判の経緯が記されている。
また、。『マスコミ判例百選(別冊ジュリストNo.31)』(有斐閣,1971 7書庫:320.9/ユ/31)に判例が掲載されている(p.118-119)。
- 回答プロセス
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1 新潮文庫版『白い魔魚』(1969)の解説には、事件のあったことや作者の勝訴となったことが書かれているが、詳しい経緯は記されていない。
2 岐阜県関係雑誌記事索引(http://www.library.pref.gifu.jp/d_lib/mag-kensaku.htm 2008年1月確認)を検索。板橋和朗「女心が川風に揺れて -舟橋聖一「白い魔魚」をめぐって-」(『美濃文学』75(2006.6)-76(2007.1))にあらすじと裁判の経緯が記されている。
3 また、有名作家の関わる事件なので、判例が取り上げられているだろうと考え、判例集のある書架を直接探索。『マスコミ判例百選(別冊ジュリストNo.31)』(有斐閣,1971 7書庫:320.9/ユ/31)に判例が掲載されている(p.118-119)。
- 事前調査事項
- NDC
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- 法律 (320 9版)
- 小説.物語 (913 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 出版の自由
- 表現の自由
- 日本文学-歴史-昭和時代
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 舟橋聖一「白い魔魚」:岐阜の老舗美濃紙問屋を実家にもつ女性が主人公。実在の問屋の状況を小説化したとして、昭和32年(1954)に岐阜市の美濃紙問屋から告訴されたが、フィクションを主張した作者が勝訴。
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000042105