レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014年07月24日
- 登録日時
- 2014/12/26 17:01
- 更新日時
- 2020/02/19 11:13
- 管理番号
- 鎌中-2014145
- 質問
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解決
鎌倉末期(蒙古襲来くらいから~)の装束、鎧について、ディテールのわかる絵はないか。
- 回答
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◆鎌倉時代は武士という社会的身分が成立して間もないので、服飾・服制についてはかなり流動的でわかりづらい。
◆装束については、有職故実を基本として、分類210(日本史)のあたりのイラストの載っている資料を提供(参考資料参照)。
◆鎧については、分類756(金工芸)のあたりの甲冑の資料を提供しました(参考資料参照)。
◆「蒙古襲来絵詞」などの絵巻も参考になります。
- 回答プロセス
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①武士の服飾制度の変遷については、『日本の美術340 武家の服飾』が一番分かりやすくまとまっている。ただし絵巻のモノクロ写真が大部分。
②『有職故実』をみる。
③日本史の本で、イラスト事典や図録を中心にみる。
④甲冑辞典を見る。
⑤鎌倉時代を扱った大河ドラマの本を見る。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 8版)
- 叢書.全集.選集 (708 8版)
- 金工芸 (756 8版)
- 参考資料
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- 『有職故実図典 服装と故実』 鈴木敬三 吉川弘文館 1995 【R 210.09】
- 『日本の美術340 武家の服飾』 丸山伸彦 至文堂 1994 【708】
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『イラストで見る日本史博物館 第2巻 服飾・生活編』 香取良夫 柏書房 2008 【R 210.03】
※絵巻をもとにしたシンプルな白黒イラスト。衣装の輪郭が分かりやすい。 -
『資料 日本歴史図録』 笹間良彦 柏書房 1992 【R 210.03】
※絵巻の絵をもとにした白黒イラスト。P131には鎌倉武士の水干(すいかん)、直垂(ひたたれ)のカラーイラスト -
『蒙古襲来と北条氏の戦略』 相原葉子ほか 成美堂出版 2000 【K1 210.42】
※カラーのイラスト・写真が多い。 -
『図録 日本の甲冑武具辞典』 笹間良彦 柏書房 1981 【R 756.9】
P56~ 鎌倉中期の大鎧 -
『日本甲冑史 上巻』 中西立太 大日本絵画 2008 【R 756.7】
※カラーイラストが多い。解説が丁寧。 - 『北条時宗 前編・後編 大河ドラマストーリー』 日本放送出版協会 2001 【K1 210.43】
- 『蒙古襲来絵詞(日本の絵巻13)』 中央公論社 1990 【K1 721.2】
- 『もののふの都 鎌倉と北条氏』新人物往来社 1999年 【210.4】
- キーワード
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- 武家
- 鎧
- 甲冑
- 服飾史
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000165464