レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021年04月20日
- 登録日時
- 2021/04/25 14:12
- 更新日時
- 2021/10/26 15:14
- 管理番号
- 南浦和-1-00072
- 質問
-
解決
医師・伊古田純道の生い立ち等について知りたい。
本人の著作や、伊古田氏について書かれたものも読みたい。
- 回答
-
次の資料を提供した。
『帝王切開事始』浅田晃彦著 あさを社 1975(埼玉県立図書館所蔵)
p.5-91 帝王切開事始
小説仕立てで書かれている。
『幕末維新論集12 明治維新の人物像』吉川弘文館 2000
P192-217「伊古田純道の生涯と思想」中沢市朗(『歴史評論』第305号、1975年9月)
1 略伝
2 純道の思想
(1)純道の世直し一揆観
(2)「新政或問」の世界
(3)『樽陵遺稿』の世界
『秩父市誌』秩父市誌編纂委員会/編 埼玉県秩父市 1962
p.391-392 伊古田純道
p.393-394 「帝王切開術決行手記」
p.455 「新政或問」についての記述あり
p.458-468 「新政或問」
『草の根の維新』桜沢一昭/著 埼玉新聞社 1982
p.89~142 孤高の蘭医-伊古田純道:伝記としてまとまっている。伊古田純道の著書にも触れている。
『横切った流星 先駆的医師たちの軌跡』松木明知/著 メディサイエンス社 1990
p.150-155 帝王切開、第一例は秩父市で行なわれた。
- 回答プロセス
-
・ジャパンナレッジで検索 “伊古田純道”→2件
「日本人名大辞典」と「日本人物文献目録」がヒット
・埼玉県に関連する人物だとわかったので、埼玉県立図書館ホームページ内にある
「埼玉関係データベース」で検索
→埼玉新聞の記事は、1980年4月号以降のものなら『埼玉新聞縮刷版』がさいたま市立中央図書館にある。
「埼玉自治」は県立熊谷図書館埼玉書庫にある(禁帯)
「埼玉史談」は市内の所蔵データはないが、データ未登録で製本されて、さいたま市立中央図書館で所蔵していそう。
(例)『埼玉史談』24-4、昭和53年1月「御一新新政へのもろもろの純道の対応、姿勢」桜沢一昭
・埼玉県のホームページ「埼玉ゆかりの偉人」に掲載あり
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0305/ijindatabase/index.html (2021.10.26最終確認)
『帝王切開事始』浅田晃彦著 あさを社 1975(埼玉県立図書館所蔵)
p.5-91 帝王切開事始
小説仕立てで書かれている。
・館内の地域資料の書架を見てみる
S281.34『埼玉人物事典』埼玉県教育委員会 1998(禁帯)
p.65-66 享和2.10.17-明治19.9.4(1802-1886)幕末の医者。
幼名富次郎、名寧、字致遠。
伊古田村(秩父市)生まれ。名主治太夫の長男。(後略)
この説明文中に出てくる伊古田純道の著「子宮截開術実記」は、
『新編埼玉県史 資料編12』埼玉県 1982 p.477~478にあり。
S281.34『埼玉人物小百科』埼玉近代史研究会/編 埼玉新聞社 1983
p.137-138 生い立ちと開業の経緯、嘉永5年(1852)、本橋常七の妻に対する帝王切開についての手記が載っている。
S213.4『人づくり風土記 11 ふるさとの人と知恵 埼玉』農山漁村文化協会 1995
p.274-276 生い立ちや記念碑についても記述あり。
・市内・県内の図書館所蔵資料を取り寄せる
210.58『幕末維新論集12 明治維新の人物像』吉川弘文館 2000
p.192-217 「伊古田純道の生涯と思想」中沢市朗(『歴史評論』第305号、1975年9月)
1 略伝
2 純道の思想
(1)純道の世直し一揆観
(2)「新政或問」の世界
(3)『樽陵遺稿』の世界
S213.4『秩父市誌』秩父市誌編纂委員会/編 埼玉県秩父市 1962
p.391-392 伊古田純道
p.393-394 「帝王切開術決行手記」
p.455 「新政或問」についての記述あり
p.458-468 「新政或問」
S281.34『草の根の維新』桜沢一昭/著 埼玉新聞社 1982
p.89~142 孤高の蘭医-伊古田純道:伝記としてまとまっている。伊古田純道の著書にも触れている。
本文内参考文献より
p.90「我邦に於ける最初の国帝□開術」佐藤恒二 大正4年6月
『日本婦人科学会雑誌』:国会デジタル送信では大正10年からしかない。
p.90 「我邦に於ける帝王□開術の鼻祖伊古田純道翁の遺跡を訪ふ」佐藤恒二
『中外医事新報』1217号、1935年3月、:国会デジタル送信でインターネット公開
p.91 「伊古田純道の生涯と思想」中沢一朗 →上記『幕末維新論集12』に収録
『歴史評論』305号、昭和50年9月、県立禁帯、国会デジタル国会限定
S291.34『秩父ふるさと風土図』飯野頼治/著 有峰書店新社 1982
p.118 伊古田純道(医学者)1ページのみ記述あり。
・国会図書館サーチで検索 “伊古田純道”→ 30件ヒット
「伊古田純道の生涯と思想」『歴史評論』1975.9(305),p.54~70 は、上にすでに出ているとおり
『幕末維新論集12』に収録されている(ものと同じかは未確認。)埼玉県立図書館外部書庫(禁帯)
『賊民略記』伊古田純道著 [長谷川宏] 1970は、
『新編埼玉県史 資料編11』埼玉県 1981 p.679~686にあり。
『楢陵遺稿 坤』伊古田純道著 伊古田純道 1910 埼玉県立図書館外部書庫あり(藜文庫 禁帯保存)
S213.4『図説秩父の歴史』郷土出版社 2001
p.132~133 日本初の帝王切開 神医伊古田純道とオランダ医術
R403.3『事典日本の科学者』板倉聖宣/監修 日外アソシエーツ 2014
さいたま市立中央図書館とさいたま市立大宮図書館にあるが禁帯
p.48 伊古田純道
・webcatplus!で検索 “伊古田純道”
490.28『横切った流星 先駆的医師たちの軌跡』松木明知/著 メディサイエンス社 1990
p.150-155 帝王切開、第一例は秩父市で行なわれた
S291.34『いのちの風土記 武蔵野』岡田一穂/著 近代文芸社 1988
p.123-128 奥武蔵山中・日本最初の帝王切開 -伊古田純道の業績を訪ねる-
伊古田純道の生家や墓を訪れた記録。
S213.4『秩父地方史研究必携 2』埼玉新聞社 1979
p.226 第三項 蘭方医伊古田純道
p.227-229 帝王裁開術記録
- 事前調査事項
- NDC
-
- 個人伝記 (289 10版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 伊古田純道
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000297554