レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013/11/19
- 登録日時
- 2013/12/06 17:45
- 更新日時
- 2013/12/12 15:00
- 管理番号
- 多治見-047
- 質問
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解決
来年の干支である「馬」という漢字の成り立ちを知りたい。
- 回答
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自館資料である『新字源』、『字通』のそれぞれ【馬】の項に象形の説明あり。
『字統』新訂 白川静/著 「馬」の項にも象形の説明あり。
以上の3点を紹介したが、わかりやすい資料ということで以下の資料1点を紹介した。
『成り立ちで知る漢字のおもしろ世界 動物・植物編』伊東信夫/著 第一部【動物の漢字】の項の筆頭に【馬の漢字】の項あり。古代文字からの成り立ちが図とともに説明されている。また、部首が「馬」である漢字の成り立ちについても一部記載されていた。
- 回答プロセス
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まず参考図書の漢和辞典の棚から『新字源』を見てみる。「馬」の項に象形の説明はあるが、象形の箇所が小さくてわかりにくかった。同じく参考図書の『字通』の【馬】の項にに象形の説明あり。『大辞泉(上)』も見てみたが、文字での説明のみ。『字統』新訂 白川静/著の「ハ行」【馬】の項の象形からの成り立ちの記載があった。質問者からは、よりわかりやすい資料を希望されたので、次に一般8分類の「漢字」の棚を見たところ、『成り立ちで知る漢字のおもしろ世界』というシリーズがあり、その中に、「動物・植物編」があった。第一部【動物の漢字】に【馬の漢字】の項があり、古代文字からから今の「馬」という字になっていく様子が、図と文章で書かれていた。さらに部首が「馬」である漢字の成り立ちの記載もあった。
- 事前調査事項
- NDC
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- 辞典 (813 8版)
- 音声.音韻.文字 (821 9版)
- 参考資料
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- 『角川新字源』改訂版 小川環樹/編 西田太一郎/編 赤塚忠/編 角川書店 1994 (p.1122「馬」の項)
- 『字通』白川静/著 平凡社 1996 (p.1260「馬」の項)
- 『大辞泉 上』第2版 あーす 松村明/監修 小学館大辞泉編集部/編 小学館 2012 (p.349「馬」の項)
- 『字統』新訂 白川静/著 平凡社 2004 (p.704「馬」の項)
- 『成り立ちで知る漢字のおもしろ世界 動物・植物編』伊東信夫/著 スリーエーネットワーク 2007 , ISBN 9784883194315 (p.16第一部【動物の漢字】【馬の漢字】の項)
- キーワード
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- 漢字
- 馬
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000141610