レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2009年02月05日
- 登録日時
- 2009/06/09 13:28
- 更新日時
- 2009/06/09 13:28
- 提供館
- 岐阜県図書館 (2110001)
- 管理番号
- 岐県図-1056
- 質問
-
解決
『大日本地名辞書』の恵那山に関する記述で出典となっている以下の資料の著者、刊行年が知りたい。
・『濃陽志略』 ・『信濃地名考』 ・『賤の小手巻』 ・『吉蘇志略』 ・『新撰志』
- 回答
-
1 所蔵の吉田東伍『大日本地名辞書』で記載を確認。
2 『岐阜県の地名(日本歴史地名大系21)』(平凡社,1989)の解題を参照し、以下を回答。
・『濃陽志略』(別称『濃州志略』) … 松平秀雲著、宝暦6年(1756)成立。
・『新撰志』=『新撰美濃志』 … 岡田啓著、江戸後期成立。
3 『長野県の地名(日本歴史地名大系20)』(平凡社,1979)解題を参照し、以下を回答。
・『信濃地名考』 … 吉沢好謙著 明和4年(1767)成立。
・『吉蘇志略』 … 松平秀雲著、宝暦7年(1757)成立。
4 『賤の小手巻』については『国書総目録』を参照。『賤のをだ巻』著者は前津居士とあるが、成立年代については記載なし。念のため当館蔵のコピー(原本:国立国会図書館)を確認したが、手がかりは得られなかった。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 日本 (291 9版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 『賤のをだ巻』については当館蔵の『国書総目録』に職員のメモで「「濃州徇行記」に引用多し 道三書簡写もあり」とある。
- 調査種別
- 書誌的事項調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000055484