レファレンス事例詳細(Detail of reference example)
提供館 (Library) | 高崎市立中央図書館 (2310031) | 管理番号 (Control number) | 0131224533 | ||||||||||||
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事例作成日 (Creation date) | 2016年06月02日 | 登録日時 (Registration date) | 2016年07月12日 13時18分 | 更新日時 (Last update) | 2021年02月10日 09時51分 | ||||||||||
質問 (Question) | 道中奉行について知りたい。 どんな役職で、誰が就いていたのかなど。 | ||||||||||||||
回答 (Answer) | 道中奉行とは4代家綱の時代、万治2(1659)年に設置された役職です。 幕府は、東海道、中山道、日光道中、奥州道中、甲州道中を“五街道”と定め、これを道中奉行が管轄支配するようにしました。この五街道においては、宿場の位置変更、街道のつけ替え、道幅拡張はもちろん、人馬の賃銭、並木から、宿場の遊女の人数までが道中奉行によって決められました。 初代の道中奉行は大目付の高木伊勢守守久が兼務し、その後も専任ではなく、大目付が兼務する一人体制でした。元禄11(1698)年より大目付と勘定奉行の二人が兼務する二人体制となりましたが、弘化2(1845)年には大目付一人の兼務一人体制に戻っています。 以下、当館所蔵の参考資料になります。 日本史総覧4 p448-449 道中奉行 “大目付より兼帯”と“勘定奉行より兼帯”にわけて記載した道中奉行の一覧。 (任命年月、氏名、転・免年月) 交通史(体系日本史叢書) p123-135 道中奉行と諸藩の管理 設置・職掌・性格にわけてくわしく記述されている。 近世の東海道 p107-110 道中奉行の設置 交通 p.86-87 道中奉行 探訪日本の歴史街道 p.29-30 五街道の制定、中仙道は中山道に 道 2 p.61-63 徳川幕府の成立と五街道 江戸時代の交通 p.13 道中奉行 江戸時代奉行職事典 p.107-109 道中奉行 近世宿駅の基礎的研究 第1 第2章蕨宿の機構と統制 第2節統制 (1)道中奉行 p.143-151 中山道板鼻宿 第5章道中奉行と問屋場の監査 (1)道中奉行と問屋場 p.47 (2)中山道歴代の道中奉行 p.47-49 大目付兼帯の道中奉行の任命年月 勘定奉行加役の道中奉行の任命年月 江戸幕府役職集成 p.256 道中御奉行 | ||||||||||||||
回答プロセス (Answering process) | 日本の近世史、交通史を中心に資料にあたる。 | ||||||||||||||
事前調査事項 (Preliminary research) | |||||||||||||||
NDC |
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参考資料 (Reference materials) |
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キーワード (Keywords) |
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照会先 (Institution or person inquired for advice) | |||||||||||||||
寄与者 (Contributor) | |||||||||||||||
備考 (Notes) | 2020.6.22:「近世宿駅の基礎的研究 第1」を回答に追加。 2020.8.21:「中山道板鼻宿」を回答に追加。 2021.2.10:「江戸幕府役職集成」を回答に追加・修正。 | ||||||||||||||
調査種別 (Type of search) | 文献紹介 | 内容種別 (Type of subject) | 質問者区分 (Category of questioner) | 社会人 | |||||||||||
登録番号 (Registration number) | 1000194576 | 解決/未解決 (Resolved / Unresolved) | 解決 |