レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2005年03月03日
- 登録日時
- 2021/05/26 13:25
- 更新日時
- 2024/03/08 16:34
- 管理番号
- BIC00003
- 質問
-
解決
レーザ加工の機械の用途別の市場(出荷額など)がわかるか。
- 回答
-
政府統計では異なる分類にわけられるため用途別に比較できない。そこで関連団体の公表物を紹介した。
1. 政府統計
政府統計の分類では、金属加工機械(加工(切断))、工具(マーキング)、電子応用装置などにわかれてしまう。
2. 業界団体
① 光産業技術振興協会「光産業全出荷額、国内生産額調査結果について」
http://www.oitda.or.jp/main/act/act-j03d01.html#sangyou
光産業を、光機器・装置と光部品を合わせて7分野に分類し、それぞれの全出荷額と国内生産額がまとめられている。「レーザ・光加工」分野は、さらにガスレーザや固体レーザなどレーザの種類にわけられ、その用途がある程度推定できる。
② 日本工作機械工業会「数値制御(NC)工作機械生産実績等調査」 【工業会統計】
「NC工作機械の業種別・機種別出荷実績」からNCレーザ加工機の業種別の出荷台数と金額がわかる。
③ レーザ加工学会「レーザAtoZ」
http://www.jlps.gr.jp/laser/atoz/2/#000150
レーザ加工学会のウェブサイトに加工機の主な用途別分類がパーセンテージで掲載されている。
---後日調査---
3. 調査レポート
④ 『メタルプロセッシング・インダストリー関連市場の全貌』富士経済 【R.12.1.44.】
自館ブラウジングにて確認。
2018年版では、Ⅱ. 個別市場編のなかに「板金レーザ加工機」の項目があり、予測も含めた市場動向がわかる。「タイプ別市場シェア」ではCO2レーザタイプとファイバーレーザタイプにわけられ、また「アプリケーション動向」も参考になる。
⑤ 『ジャパンレーザワールド&トレンド』新報 【St.12.0.44.】
国立国会図書館リサーチ・ナビ「はん用・生産用機械産業について調べるには」より確認。
2019/2020年版では、第1章 市場編において「レーザ加工機タイプ別の市場動向」や「レーザ加工装置タイプ別の(出荷台数)内訳」がわかる。
(【】内は当館分類番号)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 電子工学 (549)
- 参考資料
-
- ① 一般財団法人光産業振興協会>光技術・光産業の調査研究>光産業動向調査 http://www.oitda.or.jp/main/act/act-j03d01.html#sangyou (参照 2021.06.18)
-
② 日本工作機械工業会. 数値制御(NC)工作機械生産実績等調査. 日本工作機械工業会, 1900.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I025731432-00 - ③ 一般社団法人レーザ加工学会>レーザ関連情報>レーザAtoZ>2:レーザ加工とは>どのような加工ができるのですか http://www.jlps.gr.jp/laser/atoz/2/#000150 (参照 2021.06.19)
-
④ 大阪マーケティング本部第二部 調査・編集 , 富士経済. メタルプロセッシング・インダストリー関連市場の全貌 2018. 富士経済, 2018.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I029482338-00 , ISBN 9784834920505 -
⑤ 新報株式会社. ジャパンレーザワールド&トレンド. 新報, 1995.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000010900703-00
- キーワード
-
- レーザ加工
- レーザ
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 市場動向
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000299304