レファレンス事例詳細(Detail of reference example)
提供館 (Library) | 茨城県立図書館 (2110017) | 管理番号 (Control number) | 茨城-2017-231 | ||||||||||
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事例作成日 (Creation date) | 2018/02/11 | 登録日時 (Registration date) | 2018年03月29日 00時30分 | 更新日時 (Last update) | 2018年05月09日 14時22分 | ||||||||
質問 (Question) | 明治・大正期の資料に,水戸(千波湖か那珂川)から大洗までの舟運についての記載があった。そのことについて調べたい。 | ||||||||||||
回答 (Answer) | 参考資料をご覧ください。 湊村(旧那珂湊市・現ひたちなか市)小川から水戸の杉山下(水府橋付近)までの那珂川を利用した汽船のようです。 | ||||||||||||
回答プロセス (Answering process) | (1) それぞれの町史を確認 ×『水戸市史 下巻2』(請求記号:イ202/ミト/3-2,資料番号:001052394531) ×『大洗町史 通史編』(請求記号:イ202/オオ/1,資料番号:001051461679) (2) 那珂川・千波湖のキーワードから検索 ○『那珂川の交通史』(1997年,水戸市立博物館の特別陳列リーフレット) 「那珂川の主な河岸」の図に水戸の河岸あり。 「汽船周航」の項目あり。明治11年,湊村の小川から水戸の杉山下への通行が始まり。『水戸百年』より転載されている写真あり。 ○『水戸百年』 p.56 交通の項目に,「橋・川」があり汽船の航行について写真と解説あり。 ◎『常陽藝文 1985年08月01日号』 藝文風土記:蒸気船、那珂川を行く 水運の基地として栄えた那珂湊市 ○『都市の中の湖』 p.62 「1890年に水戸駅から水戸城の二ノ丸と本丸の間の堀を利用して那珂川河畔まで貨物線が開通して那珂川舟運と連絡した。その後ここから湊町、大洗への那珂川蒸気船が定期的に運用されるようになっている。」 ×『常陽藝文 1991年12月01日号』 特集:那珂川 ×『常陽藝文 1984年03月01日号』 藝文風土記:水面に県都の変遷を映す 千波湖(水戸市)周辺の今昔 ×『那珂川の歴史』(請求記号:イ442.2/6/,資料番号:001053263636) (3) 湊村なので那珂湊市史を確認 ○『那珂湊市史 近代・現代』 p.156-189に「那珂川の汽船」の項目あり。 ○『那珂湊の歴史』 p.121-124に「辰ノ口・関戸渡船と海門橋の架設」の節あり。 p.121に関戸渡船は「水戸下市に至る」との表現あり。 (4) 水戸下市の歴史に関する図書を確認 ○『明治後半期と大正時代の下市回顧録』 p.72-74「下市の交通機関」に汽船(杉山河岸-湊間)についての解説あり。 ○『田町越から下市へ』 p.136-138「下市の交通機関」に汽船についての解説あり。 △『水戸、下市の歴史』(請求記号:イ202/ミト/,資料番号:001052717087) 「交通」の項に,江戸時代の水上交通について記述あり。 | ||||||||||||
事前調査事項 (Preliminary research) | |||||||||||||
NDC |
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参考資料 (Reference materials) |
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キーワード (Keywords) |
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照会先 (Institution or person inquired for advice) | |||||||||||||
寄与者 (Contributor) | |||||||||||||
備考 (Notes) | |||||||||||||
調査種別 (Type of search) | 文献紹介 | 内容種別 (Type of subject) | 郷土,地名 | 質問者区分 (Category of questioner) | 社会人 | ||||||||
登録番号 (Registration number) | 1000233552 | 解決/未解決 (Resolved / Unresolved) | 解決 |