レファレンス事例詳細(Detail of reference example)
提供館 (Library) | 蒲郡市立図書館 (2310237) | 管理番号 (Control number) | 蒲郡-2009-05091-般 | |||||||||
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事例作成日 (Creation date) | 2009年05月09日 | 登録日時 (Registration date) | 2018年10月09日 10時32分 | 更新日時 (Last update) | 2019年01月23日 10時54分 | |||||||
質問 (Question) | 3人の芸術家、①ナウム・ガボ、②フランク・ゲーリー、③トヨミ・ホシナについて知りたい。 | |||||||||||
回答 (Answer) | ①ナウム・ガボ Naum Gabo(1890-1977) 本名はナウム・ネーミヤ・ペヴスネル。ロシア出身の彫刻家。ミュンヘンで工学を学び、1914年に彫刻を始める。兄のアントワーヌ・ペヴスネルとともに活動し、ロシア構成主義彫刻の礎を築いた。代表作は「頭部No.2(ロンドン、テート・コレクション)」、「結晶を中央にした空間構成(ロンドン美術館)」等。 ②フランク・ゲーリー Frank O.Gehry(1929-) カナダ出身の建築家。17歳でアメリカ・ロサンゼルスへ移住。南カリフォルニア大学で建築、ハーバード大学デザイン大学院で都市計画を学ぶ。1962年に最初の事務所を開設した。20世紀のアメリカで最も有名な建築家と位置づけられている。代表作はスペインの「ビルバオ・グッゲンハイム美術館」。神戸にレストラン「フィッシュ・ダンス」がある。 ③保科 豊巳 ほしな とよみ(1953-) 長野県出身の油絵を専門とする美術家。東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻を卒業。同大学院美術研究科博士後期課程美術専攻単位修得退学。2006年より東京芸術大学美術学部教授。1992年に「日本建築工芸協会賞」を受賞した。2014年「上野の森美術大賞展」審査委員特別出品。2018年現在、東京芸術大学理事・副学長。 | |||||||||||
回答プロセス (Answering process) | 1.キーワード①「ナウム・ガボ」、②「フランク・ゲーリー」、③「トヨミ・ホシナ」で、それぞれ所蔵検索するもヒットなし。 2.a『世界大百科事典』(平凡社)をみる。6巻に①掲載。②③掲載なし。 3.b『世界美術家大全』(日東書院)をみる。①掲載。②③掲載なし。a、bにより①はロシア出身の彫刻家とわかる。 4.c『外国人物レファレンス事典』(日外アソシエーツ)をみる。2巻に②掲載。「アメリカの建築家」ということと生年のみ記載。出典元の『20世紀西洋人名辞典』(日外アソシエーツ)は当館に所蔵なし。 5.愛知県図書館のホームページにおいて、キーワード②「フランク・ゲーリー」で所蔵検索し、ヒットした中から、d『フランク・ゲーリー 建築の話をしよう』(エクスナレッジ)、e『いま、建築にできること』(丸善)、f『建築家たちの20代』(TOTO出版)を借用する。これらにより②の経歴や代表作がわかる。 6.③について当館所蔵の人物事典等をみるが該当人物の掲載なし。県図書館や県内図書館横断検索でも「トヨミ・ホシナ」はヒットなし。 インターネットで検索すると、東京芸術大学のホームページに掲載されている「保科 豊巳(ホシナ トヨミ)」にヒットした。こちらに「研究分野 油絵」との情報が掲載されており、目的の人物と思われる。出身地や経歴、業績等もここでわかる。 | |||||||||||
事前調査事項 (Preliminary research) | ||||||||||||
NDC |
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参考資料 (Reference materials) |
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キーワード (Keywords) |
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照会先 (Institution or person inquired for advice) | ||||||||||||
寄与者 (Contributor) | ||||||||||||
備考 (Notes) | ||||||||||||
調査種別 (Type of search) | 事実調査 | 内容種別 (Type of subject) | 人物 | 質問者区分 (Category of questioner) | 社会人 | |||||||
登録番号 (Registration number) | 1000243535 | 解決/未解決 (Resolved / Unresolved) | 解決 |