レファレンス事例詳細(Detail of reference example)
提供館 (Library) | 京都府立京都学・歴彩館 (2110022) | 管理番号 (Control number) | 京歴-397 | |||||
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事例作成日 (Creation date) | 2018年03月28日 | 登録日時 (Registration date) | 2018年06月15日 15時14分 | 更新日時 (Last update) | 2018年06月15日 15時35分 | |||
質問 (Question) | 京都府ギャラリーが京都銀行西陣支店の3階にあったと聞いたが、どういう施設か。 | |||||||
回答 (Answer) | 『京都府ギャラリーニュース』(①)1号(1961年)p.1によると、京都府ギャラリーは、昭和25年に正式名称「京都府工芸美術陳列所」として開設された。場所は四条通御旅町。「京都府ギャラリー」という名称は通称である。当時の蜷川虎三京都府知事のあいさつ文が巻頭に掲載されており、美術工芸家に作品発表の場を提供し、美術工芸を奨励するための施設であることが書かれている。『京都府ギャラリーニュース』には、京都銀行に移ったことに関する記録はなかった。 『京都府立文化芸術会館友の会ニュース』(②)第2号(1976年)のp.2によると京都府ギャラリーは昭和48年に休館し、一時事務局を京都府立文化芸術会館に置いたが、昭和51年5月に京都銀行西陣支店3階で再開が決まったことが書かれている。このページには、新しいギャラリーのフロア図や総面積なども記載されている。 『京都府工芸美術陳列所(通称京都府ギャラリー)の運営について』(③)のp.1に「戦後における京都の美術工芸界を振興するために設置し、府独自の方針によって運営を始めたもので、府営による本格的ギャラリーは全国でも唯一の存在」、「府ギャラリーは地理的条件、設備の点においてすぐれており、かつ、使用料が低廉という好条件を具備し、新人の育成を目標とする公営画廊として、民間画廊とは異なった独自の性格をもつ存在となっている」との記述がある。 | |||||||
回答プロセス (Answering process) | 『京都府ギャラリーニュース』を調べた。 『京都府立文化芸術会館友の会ニュース』を調べた(京都府ギャラリーの事務局を京都府立文化芸術会館が引き継いだことを回答者が知っていたため)。 当館の蔵書検索システムで「京都府ギャラリー」を検索してヒットした『京都府工芸美術陳列所(通称京都府ギャラリー)の運営について』を調べた。 | |||||||
事前調査事項 (Preliminary research) | ||||||||
NDC |
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参考資料 (Reference materials) |
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キーワード (Keywords) | ||||||||
照会先 (Institution or person inquired for advice) | ||||||||
寄与者 (Contributor) | ||||||||
備考 (Notes) | ||||||||
調査種別 (Type of search) | 事実調査 | 内容種別 (Type of subject) | 郷土 | 質問者区分 (Category of questioner) | 社会人 | |||
登録番号 (Registration number) | 1000237222 | 解決/未解決 (Resolved / Unresolved) | 解決 |