レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022年03月02日
- 登録日時
- 2022/08/05 13:17
- 更新日時
- 2022/08/25 16:48
- 管理番号
- 中央-1-0021560
- 質問
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解決
西郷隆盛著『明治維新の先覚者』に記載されている、「島津忠鑑」と、「相良長発」の読み方が知りたい。
- 回答
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「しまずただあき」と「さがらおさおき」と読む。
- 回答プロセス
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1.「島津忠鑑」の読みについて
「Wikipedia」https://ja.wikipedia.org/wiki/(2022.8.5最終確認)に以下のとおり記載あり。
→島津久光の四男として薩摩国に生まれる。母は正室の千百子。最後の薩摩藩主島津茂久(忠義)の同母弟にあたる。名(諱)は紀寛→忠鑑→珍彦、通称は敬四郎→又次郎→周防→常陸→備後と変遷した。父の久光が島津家本家(薩摩藩主家)へ復帰したことに伴い、大隅重富を領有し、重富家を相続、忠鑑(ただあき)と名乗った。のち珍彦に改名した。
以下、本にも記載があるか探してみる。
・『平成新修旧華族家系大成 上巻』霞会館華族家系大成編輯委員会/編纂 霞会館 1996年
p739 島津家の家系図あり。島津珍彦(しまづ うずひこ)の記載はあるが、同一人物か特定できず。
・『幕末維新大人名事典 上巻』安岡昭男/編 新人物往来社 2010年
p644 「島津珍彦」の欄に「忠鑑」の記載あり。同一人物だと分かったが、読みは記載なし。
○『西郷隆盛 第8巻』海音寺潮五郎/著 朝日新聞社 2008年
p322 「忠鑑(ただあき)」と記載あり。
2.「相良長発」の読みについて
・『幕末維新大人名事典 上巻』安岡昭男/編 新人物往来社 2010年
p577 「相良治部(さがら じぶ)。諱は長発。」との記載あり。「長発」の読みは記載なし。
○『西郷隆盛 第9巻』海音寺潮五郎/著 朝日新聞社 2008年
p162 「司令の相良(長発(おさおき))」との記載あり。
p218 「諸隊長相良(長発(おさおき))」との記載あり。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 10版)
- 伝記 (280 10版)
- 参考資料
- キーワード
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- 島津忠鑑
- 相良長発
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000319700