レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020年9月21日
- 登録日時
- 2020/09/21 16:08
- 更新日時
- 2020/11/18 11:37
- 提供館
- 京都市図書館 (2210023)
- 管理番号
- 右中ー郷土ー138
- 質問
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解決
嵐山の灯籠流しについて知りたい。
- 回答
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嵐山の灯籠流しは,京都市右京区嵐山にある桂川(大堰川)で毎年8月16日に精霊送りとして行われる行事です。
嵐山周辺の寺院とその信徒がつくる嵯峨仏徒連盟が,昭和22年(1947)に戦没者や祖先の霊を慰めるために始めたもので,それ以降お盆の恒例行事となりました。【資料1・3~8・11】
渡月橋近くの臨川寺前で法要が営まれた後,供養名を記した紙の灯籠に火をともし,川へ流します。【資料3・4・6・7・9~11】
【資料4・7・8】には灯籠が水面を流れる様子ががカラー写真で掲載されています。
当日は市内各所で五山の送り火が行われ,遠くに左大文字,嵐山からは鳥居形が眺望でき,二つの行事を同時に楽しめることから多くの人で賑わいます。【資料2・4~8・10・11】
- 回答プロセス
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●京都関係の事典を確認・・・【資料1】
●京都市図書館所蔵資料を“灯籠流し”“精霊流し”“万灯”で検索・・・【資料2】
●京都の年中行事,祭に関する資料を確認・・・【資料3~5】
●京都市右京区に関する資料を確認・・・【資料6~8】
●京都に関連する雑誌を確認・・・【資料9~11】
- 事前調査事項
- NDC
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- 年中行事.祭礼 (386 9版)
- 日本 (291 9版)
- 参考資料
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- 【資料1】『京都大事典』(佐和 隆研/[ほか]編集 淡交社 1984)p867“万灯流し”
- 【資料2】『古都 季刊誌 4号』(古都事務局 1971)p10~11
- 【資料3】『京都歳時記』(宗政 五十緒/編集,森谷 尅久/編集 淡交社 1986)p214“八月 16日万灯流し”
- 【資料4】『京の祭と歳時12カ月』(落合 俊彦/著 竹内書店新社 1999)p119“精霊送り万灯流し”
- 【資料5】『京暦365日』(らくたび/著 コトコト 2007)p106“嵐山灯篭流し”
- 【資料6】『右京 区制五十周年記念誌』(右京区制五十周年記念会 1982)p120“嵐山万灯流し”
- 【資料7】『きぬさらん』(立命館大学文学部テーマリサーチゼミ『新しい観光ガイドブックを作る』/編 文理閣 2010)p16“8月16日 嵐山灯籠流し”
- 【資料8】『週刊京都を歩く ヴィジュアル百科 No.3 嵐山』(講談社 2003)p34“嵐山の年中行事”
- 【資料9】『月刊京都 1979年8月号』(美乃美 1979)p23~33“魑魅魍魎が躍る六道の辻”
- 【資料10】『月刊京都 1987年8月号』美乃美 1987)p51~53“火のまつり”
- 【資料11】『月刊京都 1994年8月号』(白川書院新社 1994)p31“嵐山 精霊送り万灯流し”
- キーワード
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- 灯籠流し
- 万灯流し
- 精霊送り
- お盆
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000287387