レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2004.08.17
- 登録日時
- 2005/09/24 15:22
- 更新日時
- 2006/01/17 13:42
- 管理番号
- 鶴2005-001
- 質問
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解決
「世の中は三日見ぬまの桜かな」
俳句でしょうか、また、誰の、いつ頃の句でしょうか。
- 回答
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世の中は三日見ぬ間に桜かな
「近世俳句大索引」に「寥太」の句とあります。
「寥太」は、本名 大島平助。俳諧師。
別号 寥太郎、雪中庵
享保3年(1718)~天明7年(1787)
信州(長野県)伊那の生まれ、江戸の雪中庵二世吏登に師事し、のちに雪中庵を襲号する。江戸座一派に対抗して「続五色墨」を結成。雪門を拡張し、芭蕉顕彰事業につとめた。「雪颪」「附合小鏡」「芭蕉句解」など編著は多い。句集に「寥太句集」がある。
中村俊定(『俳句講座』3)によれぱ、この句は寛保2年(1742)25歳の時の作という。
《句解》 三日ほど家にこもりきって、久方ぶりに外に出てみると、世の中はすっかり桜の花盛りになっていたことよ。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 詩歌 (911)
- 参考資料
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新編 俳句の解釈と鑑賞辞典
編者 尾形 仂
有限会社 笠間書院
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新編 俳句の解釈と鑑賞辞典
- キーワード
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- 寥太
- 俳句
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 書誌的事項調査
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000023934