レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019年05月22日
- 登録日時
- 2019/09/01 12:51
- 更新日時
- 2019/09/06 09:45
- 管理番号
- 千県東-2019-0001
- 質問
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解決
1953年頃のダブリンの地図が見たい。火野葦平が1953年に世界ペン大会でダブリンに訪れた際に、「アミアン」という駅で降りたらしいので、その場所等を確認したい。
- 回答
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【資料1】『近代ヨーロッパ首都地図集成 第3期』(近代ヨーロッパ都市地図刊行会編 遊子館 2000)に1901年及び1913年のダブリン市街の地図が掲載されており、ともに「Amiens St. Station」が確認できる。
- 回答プロセス
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Googleで「ダブリン&アミアン」で検索すると、以下のサイトがヒットした。
「スマートフォンに興味がない?: アイルランド最古のダブリン・コノリー駅(Doblin Connolly)に立ち寄る」(http://smartphone24365.blogspot.com/2016/05/doblin-connolly.html)に「コノリー駅は、ドラーゲタ&ダブリン鉄道のために1846年にタルボット通りの中心に建設された最初の駅である。(中略)今でも建設当初のアミアン駅の名で親しまれている。」
「Connolly station – Wikipedia」(https://en.wikipedia.org/wiki/Connolly_station)を確認すると、「1844 Opened as Dublin Station 1854 Renamed Amiens Street Station 1966 Renamed Connolly Station」との記載あり。
当館OPACで「書名:ダブリン&地図」で検索すると、上記【資料1】『近代ヨーロッパ首都地図集成 第3期』がヒットした。資料を確認するとダブリンの地図は1901年(1:13000)と1913年(1:19000)が収録されている。希望の年代とは異なるが、上記Wikipediaの情報とともにお伝えし、「Amiens St. Station」の場所が確認できるので、この資料でよいとのことであった。
その後、国立国会図書館ONLINEで「ダブリン&地図」で検索し、当館にも所蔵がある【資料2】『世界紀行文学全集 3 イギリス』(pid:1666682 224コマ 国立国会図書館デジタルコレクション参加館公開資料)巻末地図および、同様に「アイルランド&地図」で検索し、【資料3】『世界文化地理大系 15 イギリス』(pid:3019570 164コマ 国立国会図書館デジタルコレクション参加館公開資料)p304にも「アミアンズストリート駅」が記載されている地図を確認した。両資料とも地図の年代は不明。
<インターネット最終確認日:2019年8月22日>
- 事前調査事項
- NDC
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- ヨーロッパ (293 9版)
- 参考資料
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- 【資料1】近代ヨーロッパ首都地図集成 第3期』(近代ヨーロッパ都市地図刊行会編 遊子館 2000)(2101133661)
- 【資料2】『世界紀行文学全集 3 イギリス』(修道社 1972)(9100439623)
- 【資料3】『世界文化地理大系 15 イギリス』(平凡社 1959)(9102171178)
- キーワード
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- ダブリン(ダブリン)
- 地図(チズ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000260679