レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2009年12月12日
- 登録日時
- 2010/06/01 17:04
- 更新日時
- 2010/12/10 08:57
- 管理番号
- 山形県-2009-0006
- 質問
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解決
元禄時代の鮎貝(あゆかい)に関する俳諧人について、時代背景のわかる資料はあるか。
- 回答
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当館所蔵の資料の中から、下記を御紹介いたします。
資料①P145~P147
資料②P771~P778
資料③P206~P208
資料④P109~P117
なお、元禄時代を生きた山形の俳人として「鈴木清風(すずきせいふう)」(1651-1721)「図司呂丸(ずしろがん)」(生年不明-1693)がございます。山形県立図書館ホームページ(http://www.lib.pref.yamagata.jp/)より、山形県関係文献目録のタグをクリックいただき、人物編「さ」行に関係する資料がございますので、あわせてご覧下さい。
- 回答プロセス
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事前調査事項の「鮎貝御役屋」「本庄氏」について調べる(資料①②より)
1.「鮎貝(あゆかい)」について
現在の山形県白鷹町鮎貝。藤原鎌足を祖とし、成宗が鮎貝に鮎貝城を築き、以来鮎貝氏と称した。
鮎貝城は応永3年(1396)築城、天正15年(1587)落城。最上川左岸段丘を利用した城である。
2.「御役屋」について
元禄5年(1692)各支城の名称が「御役屋」と定まり、以後城代は役屋将と称された。最大の任務は、領境に於いて他藩からの攻撃を防備することであった。鮎貝は左沢領に隣接する要衝の地である。
3.「本庄氏」について
寛永5年(1628)本庄政長が福島より移封され、明治に至るまで本庄氏が城代をつとめた。
以上から、元禄時代について絞り込む。
元禄時代、鮎貝の役屋将は「本庄出羽政長」(寛文5~元禄16)「本庄近江英長」(元禄16~享保6)であることがわかった。その時代の俳諧人について調べた。
- 事前調査事項
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鮎貝御役屋の本庄氏に伝わる資料を持っている
- NDC
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- 日本史 (210 9版)
- 詩歌 (911 9版)
- 参考資料
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- 資料①鮎貝の歴史前篇/鮎貝郷土史編纂委員会編/1955(K272.2/アユ)
- 資料②白鷹町史上巻/白鷹町史編纂委員会編/1977(K272.2/シラ/1)
- 資料③あらと百物語/荒人・乱舞実行委員会編/1991(K272.2/アラ)
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資料④米沢市史編集資料 第4号 米沢の俳諧/米沢市編さん委員会編/1981(K274.1/ヨネ/4)
※( )は自館の請求記号です。
- キーワード
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- 元禄時代
- 白鷹町
- 俳諧
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000067271