レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年04月06日
- 登録日時
- 2018/09/07 10:11
- 更新日時
- 2018/10/18 16:05
- 管理番号
- 宮原-1-00007
- 質問
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解決
西武の堤清二が三越の坂倉芳明を引き抜いたという、デパート業界の出来事をモデルにした小説を読んだことがある。また読みたいが書名を思い出せないので調べてほしい。
- 回答
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『社長ハンティング』大下英治/著 徳間書店 1991(『敵陣より帝王を撃て』大下英治/著 徳間書店 1987 の加筆・改題)と判明した。
- 回答プロセス
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主要部分ではないが、引き抜きのエピソードに触れている以下の資料を提供した。
『王国の崩壊』高杉良/著 新潮社 2005
『十三人のユダ 三越・男たちの野望と崩壊』大下英治/著 新潮社 1989
『銀座デパート戦争』渡辺一雄/著 角川書店 1985
国会図書館にレファレンスを依頼し、以下の回答を得た。
『この経済小説がおもしろい! ビジネスと人生の本質に迫る絶対オススメ78冊』堺憲一/著 ダイヤモンド社 2010』の「巻末作品リスト1 業種別にわかるオススメ経済小説400冊」(pp.215-262)の「百貨店」の項(pp.238-240)に『社長ハンティング』が挙げられており、「西武の堤清二による三越の坂倉芳明ヘッドハンティングが題材。原題『敵陣より帝王を撃て』。」という内容紹介がある。
その他、国会図書館から経済小説に関する資料として以下を紹介された。
『小説で読む企業ガイド』岩出博/著 文芸春秋 1999
『経済小説のモデルたち』佐高信/著 社会思想社 1994
『経済小説の読み方 増補版』佐高信/著 社会思想社 1996
『社長のモラル 日本企業の罪と罰』佐高信/著 講談社 2000
『日本経済のドラマ 経済小説で読み解く1945-2000』堺憲一/著 東洋経済新報社 2001
- 事前調査事項
- NDC
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- 小説.物語 (913 10版)
- 商業経営.商店 (673 10版)
- 参考資料
- キーワード
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- 堤清二
- 坂倉芳明
- 経済小説
- 百貨店
- 照会先
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- 国会図書館
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 書誌的事項調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000242021