レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010.03.02
- 登録日時
- 2011/04/12 02:03
- 更新日時
- 2011/04/12 02:03
- 管理番号
- 新市図-01025
- 質問
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解決
旧安田町(現阿賀野市)の瀬寄神社の読み方を教えてほしい。「せより」と読むのか「せき」と読むのか。資料によってふりがなが異なるようだ。
- 回答
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(6),(7)の資料から地名が「せき」である点、及び地元の郷土史家の回答により「せき神社である」と回答する
- 回答プロセス
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当該資料は次の2点。
(1)『新潟県伝説の旅』(BSN新潟放送編 新潟日報事業社 1987)P.31
「せき」のふりがなあり。
(2)『日本の伝説41 越後の伝説』(小山直嗣 村山富士子 角川書店 1979)P.112
旧安田町六野瀬地区「瀬寄神社」の人柱伝説の部分で「せより」とふりがなあり。
次の資料にはふりがなは見当たらなかった。
(3)「新潟県地名考」(五十嵐秀太郎 恒文社 1995)
(4)『日本歴史地名体系15 新潟県の地名』(平凡社 1995)
インターネットで検索するが、ふりがな表記があるものはなかった。
人柱伝説があるところから調べていくと
(5)『にいがたの怪談』(駒形? 新潟日報事業社 2004)
P.115 神社名に「せき」とふりがなあり。
(6)『越佐の地名』(新潟県地名研究会 2007)第7号
P.74~79 「六野瀬の伝説と地名の由来」(廣田康也)に、地名として「せき」のふりがなあり。
また安田町史を調べると
(7)『安田町史 近世編四」(安田町 2004)第7章地名の項を調べていくと、P.385 瀬寄脇、瀬寄に「せき」のふりがなあり。
(6)(7)から神社名も「せき」と考えられる。
確認のため、阿賀野市教育委員会生涯学習課に問い合わせるが、「調べて返答する」といわれたまま音沙汰なし。
(6)の著者に問い合わせると、地元では「せきじんじゃ」とよんでいるとのことであった。なお著者は安田町史の編纂にも携わっていた。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本 (291 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 安田町
- 六野瀬
- 瀬寄
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 機関・団体他
- 登録番号
- 1000084930