レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011/02/26
- 登録日時
- 2011/04/01 02:00
- 更新日時
- 2011/04/01 02:00
- 管理番号
- H22-86
- 質問
-
解決
戴益作「探春」という漢詩の詩句が資料によって異なるので正しいものがしりたい
- 回答
-
2行目、3行目が「杖藜踏破幾重雲/帰来試把梅梢看」となっているもの、「芒蹊踏遍隴頭雲/帰来適過梅花下」となっているもの、双方があり、どちらが正しいのかは不明
作者の戴益に関する情報も、宋代の詩人ということしかわからないこともあり、2説言い伝わっている状態と考えられる
- 回答プロセス
-
※以下のWeb検索についてlast access日は2011/1/25。
・本学OPAC検索
→キーワード“探春”→0件
→キーワード“戴益”→0件
・WebcatPlus(http://webcatplus.nii.ac.jp/)検索
→キーワード“探春”→10件→有用な文献なし
→キーワード“戴益”→1件→有用な文献なし
・NDL-OPAC(http://opac.ndl.go.jp/)検索
→キーワード“探春”→0件
→キーワード“戴益”→0件
・NDC921、R921などをブラウジング
→『漢詩名句辞典』 / 鎌田正, 米山寅太郎著 大修館書店 [1980年6月] <R921/Kam>
→626-627ページに「杖藜踏破幾重雲/帰来試把梅梢看」のものあり
→『中国名詩鑑賞辞典』 / 山田勝美著 角川書店 [1978年7月] <921/Yam>
→514-515ページに「芒蹊踏遍隴頭雲/帰来適過梅」のものあり、また、承句と転句がちがうものがある旨の記述
あり
・JapanKnowledge(http://na.jkn21.com/)検索
→キーワード“探春”→14件→有用な文献なし
→キーワード“戴益”→0件
・NDL-OPAC(http://opac.ndl.go.jp/)雑誌検索
→キーワード“探春”→1件→有用な文献なし
→キーワード“戴益”→0件
・CiNii(http://ci.nii.ac.jp/)検索
→キーワード“探春”→2件→有用な文献なし
→キーワード“戴益”→0件
・NII-DBR(http://dbr.nii.ac.jp/)検索
→キーワード“探春”→0件
→キーワード“戴益”→0件
・レファレンス協同データベース(https://crd.ndl.go.jp/jp/public/)
→キーワード“探春”→3件→ほぼ同内容の質問あり
→『大漢和辞典』 第8巻 / 諸橋轍次著 大修館書店 [1989年4月-1990年4月] <R813.2/Mor/8>
→127ページに「杖藜踏破幾重雲/帰来試把梅梢看」のものあり
- 事前調査事項
- NDC
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- 詩歌.韻文.詩文 (921 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 探春
- 戴益
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 教職員
- 登録番号
- 1000083756