レファレンス事例詳細(Detail of reference example)
提供館 (Library) | 東京学芸大学学校図書館運営専門委員会 (5400002) | 管理番号 (Control number) | A0035 | ||||||
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事例作成日 (Creation date) | 2010年05月05日 | 登録日時 (Registration date) | 2014年03月27日 00時30分 | 更新日時 (Last update) | 2014年12月14日 00時11分 | ||||
質問 (Question) | 動物の体のはたらきの説明文を小学校1年生が読むのに参考となる本で、一部分をクローズアップしたものがあったら教えて欲しい。(小学校1年国語の授業) | ||||||||
回答 (Answer) | 以下の本を紹介。 『どうぶつの鼻』(どうぶつのからだ2)(増井光子監修 ネイチャープロ編集室 偕成社 2010年 ISBN : 978-4-03-414420-6) 右のページに動物の鼻をクローズアップした写真があって「だれの鼻でしょう?」と問いかける。語り口も親しみやすい。ページをめくるとその動物の全体の姿があって、名前と鼻の特別な働きを教えてくれる。鮮明で美しい写真を使ったQ&A形式が1年生にわかりやすい。福音館書店『しっぽのはたらき』の構成を思わせる。1ページ目はおなじみ長い鼻のゾウさんから。最後に取り上げた動物の総覧解説がある。シリーズは全6巻。他に 目、口、耳、手と足、しっぽ。 『しっぽのはたらき』(川田 健ぶん 藪内 正幸え 今泉 吉典監修 福音館書店 1972年 ISBN : 4-8340-0315-9) 読みつがれるロングセラー。「なんのしっぽでしょう?」と右のページに描かれた体の一部の尻尾をおって、ページをめくると動物の胴と頭がえがかれている。一見役に立ちそうもないしっぽが、重要な役割を持っていることを語りかけてくれていて、1年生が驚きと発見を得ながら、読むことができる。 『どうぶつの目』(ふしぎ発見シリーズ)(わしお としこ構成・文 アリス館 1994年 ISBN : 4-7520-0023-7) ライオンのように他の動物を食べる動物の目は顔の前にあって、どのくらい遠くに獲物がいるのかよくわかる。シマウマのように草を食べる動物の目は顔の両側や端にあって後ろまで見えるので、危険をすばやく知ることが出来る。まつげやまぶたの働き、水中でも生活するどうぶつの目、夜に食べ物をさがすどうぶつの目、いろいろなどうぶつの目を教えてくれる。実際に目の働きを「ためしてみよう」というコーナーで科学的な実験を紹介し、体験することで実感を持つことができる。 1年生には子どもだけで読むというより、大人と会話しながら読むのに適している。動物園に行く前に教室で読む教員も多いと聞いている。f | ||||||||
回答プロセス (Answering process) | 子どもたちが動物の体に興味を持ってくれてとその機能がわかるような、低学年向けの本を探した。数種の教科書を見せてもらったところ、その挿絵から、元になったと思われる絵本の見当がつき、要望の方向性がより理解できた。 | ||||||||
事前調査事項 (Preliminary research) | |||||||||
NDC |
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参考資料 (Reference materials) |
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キーワード (Keywords) |
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照会先 (Institution or person inquired for advice) | |||||||||
寄与者 (Contributor) | |||||||||
備考 (Notes) | |||||||||
調査種別 (Type of search) | 文献紹介 | 内容種別 (Type of subject) | 動物 | 質問者区分 (Category of questioner) | 教員 | ||||
登録番号 (Registration number) | 1000151291 | 解決/未解決 (Resolved / Unresolved) | 解決 |