レファレンス事例詳細(Detail of reference example)
提供館 (Library) | 所沢市立所沢図書館 (2310110) | 管理番号 (Control number) | 所沢新所-2019-011 | ||||||||
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事例作成日 (Creation date) | 2018/05/18 | 登録日時 (Registration date) | 2020年03月04日 00時30分 | 更新日時 (Last update) | 2020年03月04日 10時20分 | ||||||
質問 (Question) | 文鳥は黒っぽいのがオスで、白いのがメスですか。 | ||||||||||
回答 (Answer) | 文鳥のオスとメスは同じ羽色です。羽色の違いは、種類の違いによるものです。 以下の資料に記載があります。 〇『インコ・ブンチョウ カナリアなどの飼い方』 成美堂出版 1998年 〇『鳥の飼育大図鑑 』 江角正紀/解説 ペットライフ社 2008年 | ||||||||||
回答プロセス (Answering process) | 1.所蔵資料の内容確認 〇『インコ・ブンチョウ カナリアなどの飼い方』 成美堂出版 1998年 p.93-126「ブンチョウ」の項あり。 p.93「性別の鑑定:羽色はオス、メスとも同じ。くちばしは、オスのほうが厚くメスは細長い」との記載あり。 p.95「ハクブンチョウは日本が本場」に「全身真っ白なハクブンチョウは、江戸時代末期に日本で生まれた品種。」「このハクブンチョウと原種の間に生まれたのが、グレーに白が混じったサクラブンチョウ。」との記載あり。 〇『鳥の飼育大図鑑 』 江角正紀/解説 ペットライフ社 2008年 p.64「ブンチョウ」の項あり。「性別:雌雄同色で判別困難。オスは囀る。嘴の盛り上がりはオスが大きく、目の周囲の色もオスは濃いが慣れないと難しい。」との記載あり。 △『インコ・ブンチョウのたのしい育て方』 霍野晋吉/監修 成美堂出版 2000年 p.39「オスとメスのちがい」に「オス くちばしと目のまわりの赤い色が濃く、上のくちばしが大きく盛りあがっている。」「メス オスにくらべてくちばしと目のまわりの色が薄く、上のくちばしが盛りあがっていない。」との記載あり。 p.40-41「ブンチョウの種類」に 「並ブンチョウ 原種の種類。黒とグレーがはっきりとして、もようが入っていません。」 「ハクブンチョウ 名前のハクは白のこと。名前どおり全身がまっ白で、くちばしと目のまわりだけが赤い種類です。江戸時代に日本で作られたといわれています。」 「シルバーブンチョウ 体が薄いグレーをしています。少し水色がかったブンチョウもいます。」 「シナモンブンチョウ 並ブンチョウやサクラブンチョウの黒の部分が茶色で、グレーの部分がシナモン色をしています。」 「サクラブンチョウ 並ブンチョウとにていますが、体に白いもようが入っています。このもようが桜の花びらのようなので、サクラブンチョウと呼ばれています。」と記載あり。 △『小鳥のひみつ』 酒井かおる/文 ポプラ社 1998年 p.73「ブンチョウのおすとめすはどこで見わけるの?」の回答に「くちばしで見わけます。くちばしが大きく、上くちばしがもりあがっていて、赤の色がこいのがおす。上くちばしの線がなだらかで、全体にやや細長く、赤の色もうすいのがめすです。(中略) あとは、鳴き声がちがいます。生まれて3か月くらいで、『グジュグジュ』と練習を始め、きれいな声でさえずるようになるのは、おす。めすは『チッチッ』と鳴くくらいです。」と記載あり。 p.76「ブンチョウのひなが何色になるかわかる?」の回答に「ブンチョウには、まっ白なハクブンチョウ(シロブンチョウ)と灰色に白がまざったサクラブンチョウがいます。(以下省略)」と記載あり。 △『楽しい文鳥生活のはじめ方』 濱本麻衣/監修 ナツメ社 2015年 p.26「オスとメスの見分け方」に「オスはクチバシが丸みをおびて太め、メスはクチバシが細くてうすめ」「オスは脚が太め、メスは脚が細くて小さめ」とあるが、「見分け方についていろいろな説がありますが、実際の所はよくわからないというのが本当。」との記載もあり。 p.36-39「文鳥の品種カタログ」に 「桜文鳥 野生の文鳥の色がそのまま出たノーマル文鳥に、白い羽毛が散るように混じった文鳥を『桜』と呼びます。」 「白文鳥 全身がまっ白で、クチバシと脚だけが赤い種です。」 「シルバー文鳥 ノーマルが薄くなったような濃いシルバーの子から、淡いシルバーの子まで、濃淡には幅があります」 「アゲイト文鳥 桜文鳥では、黒色となる頭や尾の部分が赤褐色に変化した珍しい種です」 「シナモン文鳥 全身が淡い褐色をしていますが、濃淡の幅はあります。」 「クリーム文鳥 シナモン文鳥からさらにパステル調に色変わりした種です。」との説明とそれぞれの文鳥の羽色が分かる写真の記載あり。 2.記載のなかった資料 ×『世界大百科事典 25』 平凡社 2007年 ×『総合百科事典ポプラディア 9』 ポプラ社 2011年 ×『世界鳥類大図鑑』 バードライフ・インターナショナル/総監修 山岸哲/日本語版総監修 ネコ・パブリッシング 2009年 ×『日本の鳥550 山野の鳥』 五百澤日丸/解説 山形則男/解説 山形則男/写真 吉野俊幸/写真 五百澤日丸/写真 文一総合出版 2014年 | ||||||||||
事前調査事項 (Preliminary research) | |||||||||||
NDC |
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参考資料 (Reference materials) |
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キーワード (Keywords) |
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照会先 (Institution or person inquired for advice) | |||||||||||
寄与者 (Contributor) | |||||||||||
備考 (Notes) | |||||||||||
調査種別 (Type of search) | 文献紹介 | 内容種別 (Type of subject) | その他 | 質問者区分 (Category of questioner) | 小学生 | ||||||
登録番号 (Registration number) | 1000275142 | 解決/未解決 (Resolved / Unresolved) | 解決 |