レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2008年8月20日
- 登録日時
- 2008/08/15 14:29
- 更新日時
- 2008/09/02 15:38
- 管理番号
- 河内長野07820-1
- 質問
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解決
河内長野の簾(すだれ)産業について紹介されている資料などないか。
- 回答
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『知って、歩いて、河内の長野』⇒44ページから45ページにかけて「地場産業」という項目で「鋳物」「妻楊枝」「すだれ」について由来などが簡単に紹介されています。
『再発見!河内長野』⇒27ページに「河内長野や富田林地域は、伝統工芸品 大阪金剛簾の産地で、江戸時代はじめに富田林で製造が始まり、河内長野では明治始め頃に始められました」と記述されています。また、河内長野のすだれは竹ひごを用いた「ひごすだれ」が主流だったとも紹介されています。
『河内長野商工名鑑1990』⇒72~73ページにすだれの歴史が紹介されています。座敷すだれのほか、インテリアとしての新しいすだれの写真も掲載されています。
『河内長野市史 第三巻 本文編近現代』⇒928ページから930ページにかけて、河内長野市のすだれ産業の歴史が紹介され、昭和28年頃の竹すだれの輸出状況に関する新聞記事からの抜粋や、昭和31年の工業統計調査によるすだれ工業の規模別企業数及び従事者数なども掲載されています。
『わたしたちの河内長野』⇒147ページから148ページにかけて、製造過程の写真と、ごく簡単な小学生向けの紹介文が掲載されています。
この他にも、すだれについては河内長野市内にある『すだれ資料館』にていろいろと知ることができます。
『日本地誌15大阪府・和歌山県』⇒282ページ~283ページにかけて、「富田林・河内長野の竹すだれ」という項目で戦後の竹すだれ産業の発展が紹介されています。また、1970年ごろの富田林・河内長野の大阪府輸出すだれ協同組合加入業者の従業者数や年間出荷額なども紹介されています。
この他、河内長野市にはすだれについて様々な資料を展示する「すだれ資料館」も開設されており、詳しく知ることができます。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 木竹工芸 (754 9版)
- 近畿地方 (216 9版)
- 参考資料
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- 『知って、歩いて、河内の長野』(社団法人河内長野青年会議所/発行)1988年
- 『再発見!河内長野』(河内長野市立郷土資料館・河内長野市立滝畑民俗資料館/編集・発行)2004年
- 『河内長野商工名鑑1990』(河内長野市商工名鑑編纂委員会/編集 河内長野市商工会)1990年
- 『河内長野市史 第三巻 本文編近現代』(河内長野市史編修委員会/編集 河内長野市)2004年
- 『わたしたちの河内長野』(河内長野市教育委員会/編集・発行)2004年
- 『日本地誌15大阪府・和歌山県』(二宮書店)1974年
- キーワード
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- 河内長野
- 簾
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 小中学生
- 登録番号
- 1000046590