レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007年07月25日
- 登録日時
- 2007/10/10 17:01
- 更新日時
- 2007/10/10 18:08
- 管理番号
- ike-20073
- 質問
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解決
新酒ができたしるしに、酒造会社の軒下につるす「杉玉」について調べたい
- 回答
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①『日本民俗大辞典上 』P908 <杉>の項に、杉の葉は日本酒の醸造時に酒の中に浸し防腐用に使った。これを杉玉といっている」と記述あり
②『日本民俗語大辞典』 P709 <杉>の項に、「杉の葉を丸く括って軒にさげる。これは、新酒のできたことを知らせる方法であったが、酒店の古看板となった」「吉野山の杉が、木の香を酒にうつすために、珍重されている」「杉につく微生物が、日本銘酒の酵母に近いもので、杉の木から酒の香のする液体が沸き出てもいる」と記述あり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
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* 子ども向きの資料は見当たらなかった。
* 郷土資料(池田の酒、伊丹の酒に関する資料)をあたったが見当たらなかった。
- NDC
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- 風俗習慣.民俗学.民族学 (380 9版)
- 参考資料
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- 『日本民俗大辞典 上 あ~そ』吉川弘文館 1999.10
- 『日本民俗語大辞典』 桜楓社 1983.4
- キーワード
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- 杉玉
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 小中学生
- 登録番号
- 1000038046