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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
磐田市立中央図書館 (2310039)管理番号
(Control number)
磐田-中央-00006
事例作成日
(Creation date)
2018年10月06日登録日時
(Registration date)
2018年10月06日 16時26分更新日時
(Last update)
2018年10月06日 16時26分
質問
(Question)
市内に伝わる「しっぺい太郎」の伝説について書かれた本を読みたい。
 また、しっぺい太郎と長野県駒ケ根市に伝わる「早太郎」は、同じ犬なのか。
回答
(Answer)
 しっぺい太郎伝説は『今昔物語』巻第26第7に書かれた「猿神退治」が原典と言われています。青森から鹿児島までの各地に広く伝わる民話の一つで、通常、「丹波の国のしっぺい太郎に知らせるな!」が知られ、「近江の・・」、「出雲の・・」、そして当市の「信濃の・・」などがあるようです。県内では浜松市や伊豆の国市にも同様に伝わっています。
「悉平太郎」、「竹箆太郎」、「執柄太郎」などと記され、山犬(狼)信仰(農作物の守護神)と関わりがあるとされています。ちなみに、座禅の時に戒めのために打つ板状の道具を「竹箆」と言いますが、「しっぺ(い)返し(やり返すこと)」という言葉も、ここに由来があるようです。
しっぺい太郎と早太郎は、同じ犬で、磐田市ではしっぺい太郎、駒ケ根市では早太郎と呼ばれています。駒ヶ根市を含む山間部では、「早太郎」は山犬(オオカミ)と言っているように「山犬(オオカミ)信仰」にかかわる話とされています。
 「しっぺい太郎」は「竹(しっ)箆(ぺい)」、すなわち禅宗の道具で、「戒め」、「悪行を断ち切る」という意味で、中世後期、遠州地方(現在、遠州全体の8割は曹洞宗)に広まっていた天台宗(=老猿すなわち「猿」は神の使い)の勢力を抑えたという禅宗普及説話とも言われます。また、「疾風」(風のように早い)が訛って単に「しっぺい」になったという説もあります。
 『天竜川流域の暮らしと文化(下)』(S234)や、郷土研究の雑誌である「磐南文化」(S050)などの研究書や民話など多くの資料があります。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC 
参考資料
(Reference materials)
清水達也/しっぺい太郎/静岡新聞社
キーワード
(Keywords)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
小中学生 高校生 学生 社会人
登録番号
(Registration number)
1000243431解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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