レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年09月19日
- 登録日時
- 2012/09/19 11:41
- 更新日時
- 2016/02/25 14:22
- 管理番号
- ASH2012-09
- 質問
-
解決
『日本映画史2』(佐藤忠男著 岩波書店, 1995.3-1995.9 ) p163
”アメリカ軍による日本映画の管理“内にある
9/22にGHQが日本の映画製作業界の首脳を招集して今後の映画製作の方針を文章で示したものの正式な文章を探している。
- 回答
-
【回答】
『虚脱からの目覚め 占領期雑誌資料大系 大衆文化編1』(山本武利編者代表,岩波書店,2008 210762/Y31/1-1)
『九・二二の手記』『聯合軍最高司令官映画製作へ指示』p128,129-134,134-135
- 回答プロセス
-
1-基本事項の確認
1-1.【★1】契約DB『JapanKnowledge(ジャパンナレッジ)』
キーワード:GHQ 検閲 1945/9/22
GHQ:11件hit →1945/9/22についての記載は無し
「GHQ」→『連合国最高司令官総司令部』日本大百科全書(ニッポニカ)の関連サイト欄にあるリンクから検索
<有力情報なし>
・『GHQ/SCAP文書データベース』<http://www.ghq.ritsumei.ac.jp/db/>
CIE>Search CIE Conference Report >date:1945/09/22>hit無し
・『日本占領期年表』<http://www.cyoueirou.com/_house/nenpyo/senryou/senryou0.htm>
1945(昭和20)年>1945/09/22の貢>それと思われる記述無し
検閲:21件hit→1945/9/22についての記載は無し
2-ブラウジングで映画(778)・歴史(210)・軍事(329)の棚を見ていく
【★2】『日本映画史2』p219-220
GHQ、映画会社の代表を集めて映画製作の方針を発表とある。
【★3】『廃墟からの出発 昭和:二万日の全記録』第7巻 昭和20年、21年 p148-149 「9月22日」
22日にGHQが映画会社に映画について指示をしたと記載あり。
3-当館OPACで資料を検索する
キーワード:検閲 GHQ 映画
【★4】『演劇・映画 GHQ日本占領史19』p10-13,74-79
「望ましくない内容の排除」内に検閲対象となった作品の上映禁止理由と、その映画のリストが載っている。
【★5】『アメリカ映画と占領政策』p195-
発表があった9/22の詳細な情報有り
4-上記資料内の参考文献からさらに資料を検索する
【★6】『東宝三十年史』p170
9/22の詳細な情報有り。また、参加者についての情報有り
【★7】『虚脱からの目覚め 占領期雑誌資料大系 大衆文化編1』
『九・二二の手記』『聯合軍最高司令官映画製作へ指示』p128,129-134,134-135
発表当日の参加者手記と、その場で配布された指示の本文有り。回答とする
WEB最終確認日:2012/11/05
以上
- 事前調査事項
- NDC
-
- 映画 (778 9版)
- 日本史 (210 9版)
- 参考資料
-
- 【★1】契約DB『JapanKnowledge(ジャパンナレッジ)』 (百科事典・辞書・ニュース・学術サイトURL集などを検索可能)
- 【★2】『日本映画史2』(佐藤忠男著,岩波書店,1995 77821/S85)
- 【★3】『廃墟からの出発 昭和:二万日の全記録』(講談社編集,講談社,1989,2107/SH972/7)
- 【★4】『演劇・映画 GHQ日本占領史19』(平野共余子訳,日本図書センター,1996 2107/A42/19)
- 【★5】『アメリカ映画と占領政策』(谷川健司著、京都大学学術出版社,2006/6 32966/TA88)
- 【★6】『東宝三十年史』(東宝株式会社,1963 778/To24)
- 【★7】『虚脱からの目覚め 占領期雑誌資料大系 大衆文化編1』(山本武利編者代表,岩波書店,2008, 210762/Y31/1-1)
- キーワード
-
- GHQ
- 戦後
- 検閲
- 映画
- プランゲ文庫
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 学生
- 登録番号
- 1000111362