レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011年7月18日
- 登録日時
- 2012/01/30 13:12
- 更新日時
- 2012/08/02 10:45
- 管理番号
- 中央-1-00309
- 質問
-
未解決
1、できるだけ最近の単身赴任者数を知りたい。
2、単身赴任や転勤による自殺者数を知りたい。
- 回答
-
1、できるだけ最近の単身赴任者数を知りたい。
お求めの内容に沿うものではないかもしれないが、下記の資料に単身赴任に関する統計データの記載がある。
・『就業構造基本調査報告 平成19年全国編』 総務省統計局/編集 日本統計協会 2009.1
p70「第1表 男女、就業状態、就業希望意識・就業希望の有無、求職活動の有無、世帯主との続き柄、一般・単身世帯、配偶関係、年齢別15歳以上人口」のうち、「世帯主うち単身者」で「配偶者あり」の「有業者」で「仕事が主な者」の数が、単身赴任者数に近いのではないかと考えられる。ちなみに、947,800人である。
同じものを下記のURLから見ることができる。
「平成19年就業構造基本調査 全国編 人口・就業に関する統計表」
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?bid=000001013824&cycode=0
※第1表のExcelボタンをクリックして、Excelファイルで見ることができる。
・『国民生活基礎調査 平成19年第1巻 結果の概要全国編』 厚生労働省大臣官房統計情報部/編 厚生統計協会 2009.4
p338 「第134表 特定の転出者のいる世帯数、特定の転出者の種類(複数回答)・世帯主の性・世帯主の年齢(10歳階級)別」で、「単身赴任で世帯を離れている者がいる世帯」数を見ることができる。ちなみに、1975(千世帯)である。世帯数であって、単身赴任者数ではない点に注意。
同じものを、下記のURLから見ることができる。
「国民生活基礎調査 平成19年国民生活基礎調査 世帯(第1巻・第1章) 報告書掲載 特定の転出者のいる世帯 年次 2007年」
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/GL08020103.do?_toGL08020103_&listID=000001051899&requestSender=dsearch
※CSVをクリックすると見ることができる。
・「就労条件総合調査 平成16年_就労条件総合調査 有配偶単身赴任者対策」
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/GL08020103.do?_toGL08020103_&tclassID=000001015680&cycleCode=0&requestSender=estat
「第43表 産業、企業規模、性別有配偶単身赴任者のいる企業数割合並びに有配偶単身赴任者総数及び1企業平均有配偶単身赴任者数」で「有配偶単身赴任者数」を見ることができる。ちなみに、3170(百人)で、2004年のデータになる。
2、単身赴任や転勤による自殺者数
単身赴任や転勤による自殺者数については、残念ながら、記載のある資料を見つけることができなかった。
警察庁のHPに掲載されている下記の統計がある程度参考になるかと思われるので紹介した。
・平成22年中における自殺の概要資料
http://www.npa.go.jp/safetylife/seianki/H22jisatsunogaiyou.pdf
「補表2-3 年齢別自殺者数(原因・動機別とのクロス集計)②」にある、「勤務問題」という自殺原因が単身赴任・転勤を包含するものと考えられる。「勤務問題」は「仕事の失敗」「職場の人間関係」「職場環境の変化」「仕事疲れ」「その他」に分かれているが、単身赴任・転勤は、「職場環境の変化」にも、「仕事疲れ」にも、「その他」にも含まれそうなため、単身赴任・転勤による自殺者数を取り出すのは困難である。
また、平成22年以前の統計を見たい場合は、下記のページの「生活安全の確保に関する統計等」の中から探すことができる。
「統計 警察庁」 http://www.npa.go.jp/toukei/index.htm
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 社会病理 (368)
- 労働経済.労働問題 (366)
- 参考資料
- キーワード
-
- 単身赴任
- 転勤
- 自殺
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 学生
- 登録番号
- 1000100715