レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017/06/02
- 登録日時
- 2019/03/08 00:30
- 更新日時
- 2019/03/08 09:13
- 管理番号
- 所沢所分-2018-010
- 質問
-
解決
マタイ福音書の系図に登場する5人の女性について書かれた本はあるか。
- 回答
-
以下の資料に記載があります。
マタイ福音書1章1~16節に記されている「イエス・キリストの系図」に出てくる5人の女性は、「タマル」、「ラハブ」、「ルツ」、「ウリヤの妻(バト・シェバまたはバテシバ)」、「マリア」です。
〇『聖書の人びと』 婦人之友社/編 婦人之友社 2010年
〇『聖書を彩る女性たち』 小塩節/監修 毎日新聞社 2002年
〇『聖書のヒロインたち』 生田哲/著 講談社 2004年
〇『聖書の女性 旧約篇』 カイパー/著 新教出版社 1988年
〇『旧新約聖書』 日本聖書協会 1982年
〇『旧約聖書人名事典』 ジョアン・コメイ/著 東洋書林 1996年
〇『聖書人名録』 草野巧/著 新紀元社 1998年
〇『イエス・キリストの系図を彩る女性たち』 平山澄江/著 キリスト新聞社 2016年
- 回答プロセス
-
1.所蔵資料の内容確認
〇『聖書の人びと』 婦人之友社/編 婦人之友社 2010年
p.77-84 「イエスの系図の中の旧約の女たち」の項目あり、第一の「タマル」、第二の「ラハブ」、第三の「ルツ」、第四の「ウリヤの妻」、第五の女性「マリア」と、五人の説明がある。
p.31-36 「ルツとナオミ」の項目あり。
p.165-168 「考える母マリア」の項目あり。
〇『聖書を彩る女性たち』 小塩節/監修 毎日新聞社 2002年
p.61-72 「タマル」の記載あり。
p.85-95 「ラハブ」の記載あり。
p.133-143 「ルツ」の記載あり。
p.169-179 「ウリヤの妻バテ・シェバ」の記載あり。
p.359-374 「マリヤ」の記載あり。
※「マリア」についてのみ記載のあった資料
△『イエスに邂った女たち』 遠藤周作/著 講談社 1983年
p.71-82「聖母マリア」の項目あり。
△『聖書のなかの女性たち』 遠藤周作/[著] すえもりブックス 1999年
p.83-117 「聖母マリア Ⅰ~Ⅳ」の項目あり。
2.後日追加確認資料
〇『聖書のヒロインたち』 生田哲/著 講談社 2004年
p.58-66 「4 タマル―罪も辞さずに守った家系」の項目あり。
「聖書の関連箇所―創世記第38章」
p.67-79 「5 ラハブ―運命を切り開いた売春婦」の項目あり。
「聖書の関連箇所―ヨシュア記第2、6章」
p.76-79 「家系図の女たち」に「マタイ福音書」の家系図についての記載あり。
p.80-95 「6 ルツ―義母に捧げた愛と忠誠」の項目あり。
「聖書の関連個所―ルツ記」
p.129-153 「1 マリヤ―世界史上もっとも愛された女」の項目あり。
「聖書の関連箇所―マタイ第1、2、12章、ルカ第1、2章、ヨハネ第2、19章、使徒言行録第1章」
〇『聖書の女性 旧約篇』 カイパー/著 新教出版社 1988年
p.64-69 「タマル」の項目あり。
「参照 創世記38・6―30、歴代志上2・4」
p.98-103 「ラハブ」の項目あり。
「参照 ヨシュア記2・1、6・17―25、へブル人への手紙11・31、ヤコブの手紙2・25」
p.138-142 「ルツ」の項目あり。
「参照 ルツ記3章」
p.163-167 「バテシバ」(「ヘテビとウリヤの妻バテシバ」)の項目あり。
「参照 サムエル記下11・2―5、26、27、12・15―24、列王紀1・11-40」
〇『旧約聖書人名事典』 ジョアン・コメイ/著 東洋書林 1996年
p.259 「タマル」の項目あり。
p.303 「バト・シェバ」(ウリヤの妻)の項目あり。
p.459 「ラハブ」の項目あり。
p.464-466 「ルツ」の項目あり。
〇『旧新約聖書』 日本聖書協会 1982年
・「タマル」についての記載あり。
旧約聖書 p.52-53 「創世記」 第38章
旧約聖書 p.565-567 「歴代志略上」 第2章
・「ラハブ」についての記載あり。
旧約聖書 p.301-302 「ヨシュア記」 第2章
旧約聖書 p.306-307 「ヨシュア記」 第6章
新約聖書 p.336-338 「「へブル人への書」 第11章
新約聖書 p.342-343 「ヤコブの書」 第2章
・「ルツ」についての記載あり。
旧約聖書 p.377-382 「ルツ記」
・「ウリヤの妻」についての記載あり。
旧約聖書 p.445-449 「サムエル後書」 第11、12章
旧約聖書 p.473-475 「列王記略上」 第1章
・「マリヤ」についての記載あり。
新約聖書 p.1-3 「マタイ傳福音書」 第1、2章
新約聖書 p.17-19 「マタイ傳福音書」 第12章
新約聖書 p.79-84 「ルカ傳福音書」 第1、2章
新約聖書 p.132-133 「ヨハネ傳福音書」 第2章
新約聖書 p.164-166 「ヨハネ傳福音書」 第19章
新約聖書 p.170-171 「使徒行傳」 第1章
〇『聖書人名録』 草野巧/著 新紀元社 1998年
p.54「ラハブ」の記載あり。
p.73「ルツ」の記載あり。
p.104「バト・シェバ」の記載あり。
p.107「タマル」の記載あり。
p.226「マリア」の記載あり。
※「ルツ」「ウリヤの妻」「マリア」についての記載があった資料
△『読む聖書事典』 山形孝夫/著 筑摩書房 2015年
p.280-281 「ルツ」の項目あり。
p.207 「バテシバ」の項目あり。
p.51-52 「ウリヤ」の項目に「バテシバ」についての記載あり。
p.245-246 「マリヤ」の項目の中に「②イエスの母マリヤ」の項目あり。
「タマル」「ラハブ」についての記載は見当たらない。
△『聖書女たちの物語』 田中澄江/著 青春出版社 1998年
p.143-148 「ルツ」についての記載あり。
p.174-181 「ウリヤ(ウリア)の愛妻」についての記載あり。
p.249-255 「かがやける女(ひと)、マリアよ」の項目あり。
p.189-199 ダビデの娘「タマル」の名前が出てくるが、系図にある「タマル」とは別人
△『聖書小事典』 山形孝夫/著 岩波書店 1992年
p.150-151 「バテシバ」の項目あり。
p.179 「マリヤ」の項目の中に、「②イエスの母マリヤ」の項目あり。
p.204-205 「ルツ」の項目あり。
p.219 「さくいん」に「タマル 12」の記載があるが、記載があるのは同名の別人(ダビデの娘)
※「マリア」についてのみ記載があった資料
△『聖書のなかの女性たち』 渋川久子/著 玉川大学出版部 1997年
p.68-108 「1 イエスの母マリア」の項目あり。
△『新約聖書の女性観』 荒井献/著 岩波書店 1988年
p.115他 「イエスの母マリア」の項目あり。
△『聖人事典』 ドナルド・アットウォーター/著 三交社 1998年
p.385-387 「マリア〔聖母〕」の項目あり。
△『新約聖書人名事典』 ロナルド・ブラウンリッグ/著 東洋書林 1995年
p.303-318 「マリア」の中に、「1.イエスの母マリア」の項目あり。
※記載の見当たらなかった資料
×『井上洋治著作選集 9』 井上洋治/[著] 日本キリスト教団出版局 2017年
×『イエスをめぐる女性たち』 E・モルトマン=ヴェンデル/[著] 新教出版社 1982年
3.県内所蔵資料の内容を確認する。
〇『イエス・キリストの系図を彩る女性たち』 平山澄江/著 キリスト新聞社 2016年
各章ごと、5人の女性について記載あり。
- 事前調査事項
- NDC
-
- 聖書 (193 9版)
- 参考資料
-
- 聖書の人びと 婦人之友社/編 婦人之友社 2010.11 193 978-4-8292-0601-0
- 聖書を彩る女性たち 小塩節/監修 毎日新聞社 2002.4 193 4-620-31565-6
- 聖書のヒロインたち 生田哲/著 講談社 2004.7 193.04 4-06-149728-6
- 聖書の女性 旧約篇 カイパー/著 新教出版社 1988 193 4-400-12212-3
- 旧新約聖書 日本聖書協会 1982 193 4-8202-1027-0
- 旧約聖書人名事典 ジョアン・コメイ/著 東洋書林 1996.4 193.1 4-88721-089-2
- 聖書人名録 草野巧/著 新紀元社 1998.6 193 4-88317-313-5
- イエス・キリストの系図を彩る女性たち 平山澄江/著 キリスト新聞社 2016.12 193.04 978-4-87395-714-2
- キーワード
-
- 聖書
- 女性
- マタイ福音書
- 新約聖書
- 旧約聖書
- イエスの系図
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 学生
- 登録番号
- 1000252731