レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年04月19日
- 登録日時
- 2016/10/02 17:25
- 更新日時
- 2016/10/18 18:13
- 管理番号
- 福井県図20160419
- 質問
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解決
上前淳一郎著「読むクスリ」のシリーズの中で、「まるくない円」というようなタイトルのものはあるか。内容は、下っ端の社員が上司に意見を言ったが通らず、言い方を変えて…という感じの話だと思う。タイトルは正確には覚えていない。
- 回答
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『読むクスリ part 7』(1011432133)および『フレッシュマンのための読むクスリ ベスト・セレクション』(1013243470)に「どこか欠けた円」というタイトルのエピソードが収録されている。内容は、若手の銀行員が、新入りばかり宿直を回される制度に不満を持ち、支店長あてに抗議文を書いたところ、制度は改善されたが、その後副支店長から「組織の中の論法とは、どこか欠けた円でなければならない」「たとえどんなに理屈として正しくても、出口のない論法で相手を追いつめてはいけない」と諭された、というもの。
- 回答プロセス
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1.NDLサーチで「読むクスリ」と「まるくない」「丸くない」「円くない」等のキーワードを掛け合わせて検索したが、ヒットなし。
2.当館所蔵の資料を直接確認。「読むクスリ」は30冊以上あるシリーズのため、まず第1巻から第30巻までのベスト・セレクション版である『フレッシュマンのための読むクスリ ベスト・セレクション』(1013243470)の目次を確認。
⇒p55~58に「どこか欠けた円」というエピソードが掲載されていることを確認。同書の初出一覧より、初出が『読むクスリ part 7』であることを確認。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 書誌的事項調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000197693